2021年02月24日
立春を迎えたら、暦の上ではもう春。ファッションから春の雰囲気を取り入れれば、気持ちも徐々に明るくなっていきそうです。とはいえ、まだまだ寒い日が続くことも……。寒さを我慢して体調を崩してしまっては元も子もありません。そこで今回は、寒さ対策をしながら、季節を先取りできる春の着こなしのコツを、ご紹介します。
立春を迎えたら、暦の上ではもう春。ファッションから春の雰囲気を取り入れれば、気持ちも徐々に明るくなっていきそうです。とはいえ、まだまだ寒い日が続くことも……。寒さを我慢して体調を崩してしまっては元も子もありません。そこで今回は、寒さ対策をしながら春の着こなしにシフトするコツをご紹介します。
着こなし全体の印象を左右するのがアウターです。肌寒いと、冬場に着ていたウール素材のアウターを羽織りたくなりますが、春先には季節外れな印象になってしまいます。防寒をしながら春らしいおしゃれを楽しむために、まずはアウターを工夫してみましょう。
春のアウターの定番といえばトレンチコート。特にベージュのものを1着持っていると重宝します。しかし、定番のアイテムだけにコーディネートがマンネリ化しがち。そんな時は、グリーンやイエローなど鮮やかな色のスカートを合わせると新鮮な印象になります。
襟のないシンプルなデザインのノーカラーコートは、中に着るアイテムを選ぶ必要がない万能アイテム。生地の色によって印象が大きく変わります。きちんとした雰囲気にしたい時は落ち着いたグレーやネイビー、華やかな雰囲気にしたい時は春らしい白やピンクなどを選びましょう。首元が寒いと感じたら、ストールを巻くとアクセントになります。
デニムジャケットは春先のアウターとして活躍します。パンツスタイルならベージュやカーキのチノパンを合わせるのがおすすめ。カジュアルな印象が強いかもしれませんが、実はきれいめのアイテムとも好相性。ワンピースやロングスカートを合わせると女性らしい仕上がりになります。寒さ対策には、中にインナーダウンを重ねましょう。
春らしい着こなしのポイントは色選び。冬はダークカラーの洋服を着ることが多いですが、明るい色の春物を取り入れて気分を変えてみましょう。コーディネートが華やぎ、おしゃれ度がぐっと高まります。
寒さが残る早春は、冬物がまだまだ手放せません。そこで、ニットやスウェットはサーモンピンクやミントグリーンなどパステルカラーのアイテムを取り入れてみましょう。あたたかさは保ちながら、季節を先取りした春らしいファッションを楽しめます。
ジャケットやパンツにデニム素材のアイテムを取り入れるなら、深みのあるインディゴブルーよりも軽やかなライトブルーの色味がおすすめ。コーディネートに抜け感が生まれ、こなれた印象に見えます。
着こなし全体が地味に感じた時は、靴やバッグなど小物の色使いを工夫しましょう。特に白やベージュは春先のファッションの差し色にぴったり。どんな色の洋服と合わせてもまとまりがよく、女性らしいやわらかさと清潔感を演出できます。
色使いとともに意識したいのは、洋服の素材感。季節に合った生地のアイテムを選ぶことで、見た目のおしゃれさだけでなく着心地の快適さもかなえることができます。
透け感のあるシフォン素材のスカートは、かわいらしくも大人らしくも着こなせるアイテム。ふんわりと広がるフレアスカートや立体感のあるプリーツスカートなどロング丈のものを選び、寒い日にはタイツやペチコート(スカートの内側に着用するスカート型の下着)をはくとあたたかく過ごせます。
かわいらしくなりすぎるのが気になる場合は、足元にスニーカーを合わせてカジュアルダウンするとバランスよく仕上がります。
首周りにレースをあしらったトップスは、表情を華やかに見せてくれます。白なら清楚でフェミニンに、黒ならシックで落ち着いた着こなしに。1枚で着るのはもちろん、ジャケットを重ねればきちんとした印象になるので、オンオフあらゆるシーンで活躍します。
本格的な春の到来が待ち遠しいこの時季。ひと足早く衣替えを始めて、新しい季節に向けて気分を高めてみませんか。