2020年08月28日

ファッション|快適に歩くためのウォーキングシューズの選び方

暑さが徐々にやわらぐこれからの季節、健康維持のためにウォーキングを始めてみませんか?ウォーキングの魅力は、シューズがあればできる気軽さ。しかし、自分の足に合わないウォーキングシューズを選んでしまうと、少し歩いただけで疲れたり、膝や腰などを痛めたりする原因になります。そこで今回は、快適かつ安全にウォーキングを楽しむための、ウォーキングシューズの選び方や履き方をご紹介します。


 

暑さが徐々にやわらぐこれからの季節、健康維持のためにウォーキングを始めてみませんか?ウォーキングの魅力は、シューズがあればできる気軽さ。しかし、自分の足に合わないウォーキングシューズを選んでしまうと、少し歩いただけで疲れたり、膝や腰などを痛めたりする原因になります。そこで今回は、快適かつ安全にウォーキングを楽しむための、ウォーキングシューズの選び方や履き方をご紹介します。

自分の足のサイズや特徴を知ろう

 

ウォーキングをエクササイズのひとつとして習慣的に行うなら、専用のウォーキングシューズを選びましょう。ウォーキングシューズは一般的に、軽量で、靴底の衝撃吸収性が高いのが特徴。長時間歩いても、足や腰、膝への負担が軽く済むようにできています。このメリットを最大限に得られる履き心地のよいウォーキングシューズを選ぶために、まずは自分の足のサイズを計測してもらうのがおすすめです。

専門店で足を計測する

ぴったりの靴を選ぶには、足の長さや幅、甲の高さといった足周りのサイズを知る必要があります。正確に測るため、専門店で計測してもらいましょう。専門店であれば、スタッフの知識も豊富です。サイズだけではなく、足の形や足指の長さなど個々の足の特徴も考慮し、おすすめのウォーキングシューズを提案してくれるはずです。

間違った靴選びは体調不良につながる

足に合わない靴を履き続けると、外反母趾といった足の病気の原因になるばかりか、足への負担によって腰痛や冷え性といった不快な症状につながることもあります。健康維持を目的に始めたウォーキングで体調を崩しては本末転倒です。

自分に合ったウォーキングシューズを選ぶためのポイント

 

快適に歩くために、ウォーキングシューズはデザイン性よりもフィット感や安定感を重視しましょう。また、ウォーキング時に履く靴下を履いておくこと、必ず両足を履いて実際に歩いてみて試すことも大切です。むくみによって足が大きくなる夕方に行うのがよいでしょう。
自分の足のサイズや状態を知ったら、下記のポイントに沿って履き心地を確認してみてください。

つま先に余裕があるか

つま先が靴に当たるようではサイズが小さすぎます。足の指が自由に動かせるよう、足先にゆとりがある靴を選びましょう。靴の上から押してみて、親指1本分ほど(約1センチ)の余裕があることが目安です。

甲がきつくないか

足のアーチがつぶされていると、甲がきつく感じます。足のバネと弾力が抑え込まれてしまい、スムーズに歩けなくなります。

幅が合っているか

足幅は、適度にぴったりしたものを選びます。締め付けられるような感じがしたり、余裕がありすぎたりするものは避けましょう。横幅が余るとかえって足が疲れやすく、外反母趾の原因になるといわれています。

足指が曲がる部分の位置が合っているか

足指の付け根の指が曲がる位置と、靴が曲がる位置が合っているか確認しましょう。足指を自然に曲げられるので、足を蹴りだしやすくなります。

かかとにフィット感とクッション性があるか

ウォーキングでは、最初に着地するかかとに体重の1.2倍程度の衝撃がかかります。その衝撃を受け止めるために、かかとのカーブがフィットしていること、靴のヒールカウンター(かかと部分に挿入された半円形の硬い素材)部分に、ある程度のクッション性があることが大切です。

土踏まずのアーチが合っているか

土踏まずのアーチが下から支えられているかをチェックしましょう。靴の土踏まず部分の盛り上がりが、足の土踏まずと合わないと、靴ずれが起きたり疲れやすくなったりします。

正しい履き方でウォーキングをより快適に

 

足に合ったウォーキングシューズを選んだら、正しい履き方で足にフィットさせてからウォーキングを始めましょう。特に、靴ひもは履くたびに締め直すことで、ぴったりとした履き心地を保てます。

1.つま先に余裕をもたせて足を入れる

腰掛けた状態、または、膝を片方ずつ床に着けた状態で、ウォーキングシューズを履きます。地面に足裏全体を着けたまま、靴ひもを軽く結びましょう。つま先のゆとりを確保するために、この時つま先をトントンと突かないようにしてください。

2.かかとを合わせる

靴ひもを引っぱりながら、かかとで地面を数回打ち付けます。こうすることで、かかとを安定させる靴のヒールカウンター部分にかかとがしっかりと収まります。

3.靴ひもでしっかり固定

靴ひもを締め、足先から足首までフィットさせます。足先はきつく締める必要はなく、足の甲の中ほどから徐々にきつく締めましょう。最後は軽く蝶結びにして留めます。

ウォーキングシューズの選び方と履き方のポイントを知っておけば、自分の足になじむ一足で、快適にウォーキングを楽しめます。気候が爽やかな季節に向けて、ぴったりのウォーキングシューズを用意してみてくださいね。