2020年03月30日
雑誌のメイク特集で、「イエベ」や「ブルベ」というキーワードを目にしたことはありませんか?それぞれ「イエローベース」「ブルーベース」の略で、生まれもった肌色のトーンが黄み寄りか青み寄りかを分類するものです。自分のパーソナルカラーのタイプを知ることで自分に似合う色がわかり、日々のメイクがさらに楽しくなります。今回は、簡単にセルフチェックできるパーソナルカラー診断の方法と、タイプごとのメイクアイテムの色選びについてご紹介します。
雑誌のメイク特集で、「イエベ」や「ブルベ」というキーワードを目にしたことはありませんか?それぞれ「イエローベース」「ブルーベース」の略で、生まれもった肌色のトーンが黄み寄りか青み寄りかを分類するものです。自分のパーソナルカラーのタイプを知ることで自分に似合う色がわかり、日々のメイクがさらに楽しくなります。今回は、簡単にセルフチェックできるパーソナルカラー診断の方法と、タイプごとのメイクアイテムの色選びについてご紹介します。
パーソナルカラーとは、その人にもっとも調和する色のこと。パーソナルカラー診断では、肌や瞳、唇などの特徴をもとに、自分の魅力をより引き立ててくれる色を知ることができます。
パーソナルカラーは、スプリング(春)・サマー(夏)・オータム(秋)・ウインター(冬)の4つの基本タイプに分類されます。そのうち、スプリングとオータムは黄みがかった色が似合う「イエローベース(イエベ)」、サマーとウインターは青みがかった色が似合う「ブルーベース(ブルベ)」といわれています。
さっそく、簡単にセルフチェックできる方法をご紹介します。次の項目のうち、AとBどちらが多くあてはまるでしょうか?メイクをしていない状態で、できれば自然光の下で試してみてくださいね。
Aが多くあてはまった方はイエローベース、Bが多くあてはまった方はブルーベースの可能性が高いといえるでしょう。このセルフチェックはあくまで簡易的なものですので、本格的なアドバイスを受けたい場合は、専門家による診断をおすすめします。
パーソナルカラーを決定づける要素のひとつである肌表面の色味は、メラニン(茶色素)やカロテン(黄色素)、血液中の赤い色素、ヘモグロビンの量に影響を受けているといわれています。イエローベースとブルーベースには、それぞれ次のような特徴があります。
イエローベースの方は、肌がやや黄みがかっていて、健康的な印象に見えます。メラニンの量がブルーベースよりも多く、日焼けをすると肌が小麦色になりやすい傾向があります。暖色系のカラーが似合うタイプで、例えば白いシャツなら、少し黄みがかったアイボリーや生成り色などのアイテムがなじみます。一方、真っ白のアイテムを着ると顔色がくすんで見えてしまうことも。
ブルーベースの方は、肌が色白で透明感があり、やや青みがかっていたりピンクっぽく見えたりします。日焼けをすると肌が真っ赤になり、そのあとは元に戻ることが多いようです。寒色系のカラーが似合うタイプで、漂白したような真っ白のアイテムを着ると顔映りがよくなります。一方、黄みがかったホワイトだと疲れて見えてしまうことも。
メイクも自分に似合う色を取り入れることで、肌色が明るく見えたり、顔全体が引き締まって見えたりと、うれしいメリットがたくさんあります。アイテムごとに各タイプにぴったりのカラーをご紹介します。
ベージュやゴールドなど、あたたかみのあるカラーが似合います。ブラウンなら、少し黄みがかったアーモンドブラウンやコーヒーブラウンを使うと、やわらかな印象に仕上がります。
コーラルピンクやサーモンピンクなどの色味がおすすめ。ライトオレンジやオレンジベージュも、血色をよく見せてくれるカラーです。
オレンジピンクやオレンジベージュなど、黄みと赤みのバランスがとれたカラーがおすすめ。顔色がぱっと明るくなり、華やかな表情を演出できます。
ベビーピンクやバイオレットなど、涼しげで透明感のあるカラーが似合います。ブラウンなら赤みのあるココアブラウンやボルドーブラウンを使うと、奥行きのあるまなざしをつくれます。
桜のようなパステルピンクや少し青みがかったラベンダーピンクがおすすめです。ベージュやオレンジなど黄みの強いカラーを選ぶと、肌から浮いてしまうので注意しましょう。
ローズピンクやラズベリーレッドなどの深みのあるカラーが、肌の透明感を引き立ててくれます。鮮やかなレッドなら、顔色が悪く見えがちなブルーベースの唇をカバーし、血色感をプラスできます。
自分の雰囲気に似合う色の傾向がわかると、コスメ選びでの迷いや失敗が少なくなります。あなたをより魅力的に見せてくれるパーソナルカラーを、ぜひメイクに取り入れてみてくださいね。