2020年03月02日

日常生活マナー|いまさら聞けない、クレジットカードの使い方

キャッシュレス決済を利用する方が増えるなか、最も使用されているのがクレジットカード。しかし、これまでクレジットカードをあまり使用されていなかった方や、これからクレジットカードの使用を考えている方には分からないことも多いのではないでしょうか。そこで今回は、いまさら聞けないクレジットカードの使い方や、注意したいポイントについてご紹介します。


キャッシュレス決済を利用する方が増えるなか、最も使用されているのがクレジットカード。しかし、これまでクレジットカードをあまり使用されていなかった方や、これからクレジットカードの使用を考えている方には分からないことも多いのではないでしょうか。そこで今回は、いまさら聞けないクレジットカードの使い方についてご紹介します。

 

クレジットカードの使い方・支払い方法は?

クレジットカードを持っていると、その時に現金を持っていなくても、後払いや分割払いで支払うことができます。お気に入りのお店でお買い物をした時やインターネットショッピング、公共料金の支払いなど、クレジットカードはさまざまなシーンで利用できるため、1枚持っているととても便利です。

ただし、クレジットカードは「加盟店」と呼ばれるお店でしか使用できません。また、クレジットカードには「ブランド」と呼ばれるネットワークがあり、クレジットカードが使用できるお店でも、持っているクレジットカードのブランドによっては使用できないことがあります。クレジットカードを使用する場合には、どのブランドが利用可能なのか、チェックしておくとよいでしょう。
次に、クレジットカードの主なブランドについて紹介していきます。

クレジットカード 主な国際ブランド

VISA (ビザ)

知名度・シェアともに世界ナンバーワンの国際ブランドで、使用できる国や地域、店舗の数いずれも世界トップクラスです。

Mastercard (マスターカード)

VISAに次いで世界的に有名な国際ブランドです。

JCB (ジェーシービー)

日本で生まれた国際ブランドで、海外における日本人サポートに定評があります。

そのほかにも、ステータスが高いブランドとして世界中で認知されている「American Express(アメリカン・エキスプレス/通称 アメックス)」や「Diners Club(ダイナースクラブ)」、中国発の国際ブランド「銀聯(ぎんれん)カード」などがあります。

また、クレジットカードの支払い方法には「一括払い」「分割払い」「リボルビング払い」などがあります。それぞれの違いを理解して、使い方にあわせて支払い方法を選びましょう。

一括払い

クレジットカードの利用代金を、翌月の指定日にまとめて返済する方法です。利息がつかないことから、お買い物代金の支払いに広く利用されています。

分割払い

利用代金を「2回・3回・6回・12回」など、分割して返済する方法です。支払い回数によって利息がついてしまいますが、家具や海外旅行代金など、大きなお買い物をする時には便利です。

リボルビング払い

分割払いの一種で、利用した金額や件数にかかわらず「毎月3万円」など、あらかじめ決めた金額を毎月支払っていく方法です。支払いきれなかった金額は翌月以降に繰り越すため、返済計画を立てやすいというメリットがあります。しかし、繰り越した残高には利息がかかることから、思っていた以上に返済総額が膨らんでしまうというデメリットがあります。

クレジットカードを使うメリットは?

クレジットカードには「現金を持たなくてもお買い物ができる」というメリットがありますが、そのほかにも次のようなメリットがあります。

ポイントがもらえる

クレジットカード最大のメリットは、クレジットカード会社から利用金額に応じてポイントがもらえること。もらったポイントはプレゼントと交換できたり、支払いに使えたりするためとてもお得です。携帯電話料金や公共料金、自動車保険の保険料など、固定費の支払いにクレジットカードを利用するとポイントがたまりやすくなります。

さまざまな付帯サービス

クレジットカードには「空港ラウンジが無料で使える」「提携先の支払いが割引になる」など、うれしい特典がついているものや、国内旅行や海外旅行で使える傷害保険、クレジットカードで購入した商品が補償を受けられるショッピング保険などが付帯しているカードもあります。付帯サービスを上手に使って、お得に、そして安心してお買い物を楽しみましょう。

 

クレジットカードを使う時に注意したい3つのポイント

使いすぎには注意

クレジットカードはとても便利ですが、使いすぎると返済が計画通りにいかないことがあります。利息のことも考えながら、計画的に使いましょう。

カード情報と暗証番号の管理をしっかりと

カード番号と暗証番号が漏れてしまうと、簡単に悪用されてしまいます。「カードの暗証番号をパソコンのデータで管理しない」など、カードの紛失だけでなく情報の管理にも注意しましょう。

明細を確認して不正がないかチェックしよう

不正利用されても、すぐにクレジットカード会社に届け出れば補償を受けられますが、時間がたってしまうと補償の対象外になってしまうことがあります。利用明細は毎月確認をして、不正利用がないか必ずチェックしましょう。

クレジットカードはとても便利で、上手に使えばとてもお得です。ご自身のライフスタイルにあわせて、計画的に利用するといいかもしれませんね。