2020年01月10日
イベントが続く冬は、何かと人に会う機会が増え、ファッションに気を遣うことが多い季節。この時季のファッションは、アイテムそのものが厚手でボリュームがあったり、何枚も重ね着をしたりするため、着太りして見えてしまうのが悩みのひとつ。そこで今回は、気になる体型をカバーしながら、冬ならではのアイテムをおしゃれに着こなすためのコーディネート術をご紹介します。
イベントが続く冬は、何かと人に会う機会が増え、ファッションに気を遣うことが多い季節。この時季のファッションは、アイテムそのものが厚手でボリュームがあったり、何枚も重ね着をしたりするため、着太りして見えてしまうのが悩みのひとつ。そこで今回は、気になる体型をカバーしながら、冬ならではのアイテムをおしゃれに着こなすためのコーディネート術をご紹介します。
寒い時季だからこそ欠かせない冬のファッションアイテムといえば、「コート」と「ニット」。しかし、選び方やコーディネートによっては、体が大きく見え、もたついた印象になってしまいます。それぞれのアイテムを取り入れるうえで知っておきたい、着こなしのポイントを見ていきましょう。
コートを選ぶ時、スッキリ見せたいからといってタイトなシルエットのアイテムを選ぶのは逆効果。なかに着込んだ洋服で肩まわりが窮屈になり、かえって着太りして見えてしまいます。肩のラインが落ちたドロップショルダーのデザインなら、着やせ効果が期待できます。
また、あたたかいアウターの代表格であるダウンコートは着太りしやすいアイテムですが、ショート丈なら軽やかな印象で着ることができます。色は重くなりすぎないネイビーがおすすめ。色柄のマフラーをプラスして首まわりにボリュームを出すと、視線が高い位置に集まりスタイルが良く見えます。
Vネックやボートネックなど首元が開いたデザインのニットなら、デコルテが美しく見えて女性らしさが際立ちます。また、室内にいる時は袖口を少しだけまくって手首を出すと、体の細い部分が強調されて抜け感が生まれます。
お腹まわりのもたつきが気になる場合は、ニットの裾をパンツやスカートのウエストにイン。腰の位置が高くなり、脚を長く見せる効果があります。チュニックやワンピースなど丈のあるアイテムは、くびれの位置にベルトを付けるとボディラインがきれいに見えますよ。
冬のコーディネートは、ブラックやグレーといったダークカラーのアイテムが多く、着こなしが地味な印象になりがち。このような深みのある色は着やせに効果的ですが、重たい印象に見えてしまうこともあります。着やせのためには配色のバランスが大切。色の組み合わせを工夫したり、明るい色のアイテムをプラスしたり、コーディネートに変化を付けてみましょう。
トップスとボトムスを同系色でまとめると、上下に縦長のIラインができてスタイルアップが望めます。たとえば、ベージュとブラウンなら上品な印象に、ネイビーとブルーなら若々しい印象になります。
どんなダークカラーとも合わせやすい赤や青のアイテムは、ひとつ持っていると便利。マフラーや手袋などの冬小物なら、気軽に色を取り入れられます。存在感のあるアクセントカラーのバッグもおすすめ。体から視線をそらすことができ、体の大きさが目立ちにくくなります。
冬小物の取り入れ方については、以下の記事も参考にしてみてください。
着やせした印象をつくるためには、目の錯覚を利用するのがポイント。体型の気になる部分は、コーディネートを少し工夫するだけで、上手に隠すことができます。それぞれの悩みをカバーできるアイテムを、日々の着こなしに取り入れてみてはいかがでしょうか。
Aライン(肩から裾に向かって広くなるデザイン)のワンピースは、ボディラインを拾いにくく、着やせの強い味方。ニット素材は体にフィットしやすいため、身幅のあるゆったりしたデザインのものが無難です。
コートを選ぶならドロップショルダータイプのアイテムを。また、タートルネックやハイネックなど首の詰まったトップスは肩幅を強調してしまうため、首元が開いたデザインのものがよいでしょう。
ストンとしたシルエットのワイドパンツがおすすめ。ウエストにリボンが付いているタイプなら、お腹まわりもさりげなくカバーできます。素材が厚手だとボリュームが出てしまうため、薄手のものを選びましょう。
年齢を重ねると、体型の変化からそれまで着ていた服が似合わなくなったと感じる方は多いのではないでしょうか。しかし体型のことばかり気にしていると、おしゃれを楽しめなくなってしまいます。手持ちのアイテムを見直したり組み合わせを変えたりしながら、寒い時季も自分の体型を素敵に見せるコーディネートに挑戦してみてくださいね。