2019年09月18日
秋は重ね着や小物使いなど着こなしのバリエーションが広がり、毎日のおしゃれが楽しい季節です。しかし、季節が変わるたびに、「何を着たらいいのか分からない」「自分の年齢に見合った洋服が分からない」と悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。そこで今回は、大人の女性に向けた秋ならではの洋服選びのコツをご紹介します。
秋は重ね着や小物使いなど着こなしのバリエーションが広がり、毎日のおしゃれが楽しい季節です。しかし、季節が変わるたびに、「何を着たらいいのか分からない」「自分の年齢に見合った洋服が分からない」と悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。そこで今回は、大人の女性に向けた秋ならではの洋服選びのコツをご紹介します。
まだ暑い日が続くとはいえ、たんすやクローゼットのなかを少しずつ秋仕様にシフトチェンジしたい……。そんな方におすすめなのが、秋らしい色や素材、柄物などを取り入れて季節を先取りするコーディネート術。いくつかのポイントを取り入ることで、素敵な大人の着こなしが実現できます。
季節感のある着こなしのために、「色」は重要な要素のひとつです。たとえば“イエロー”。春・夏にはヴィヴィッドなレモンイエローが映えますが、秋・冬は深みのあるマスタードイエローがしっくりきます。同じイエローでも、マスタードイエローは落ち着いた色味なのでカジュアルになりすぎず、黒やネイビーなどの定番色ともなじみます。
ほかに、ワインレッドやモスグリーンも秋らしい印象を与えてくれる人気のカラーです。
秋のファッションで意識したいのが「素材」。ツイードやベロア、スエードなど、秋・冬ならではの素材を使ったアイテムをコーディネートに取り入れてみましょう。あたたかみを感じさせる風合いとマットな質感は、大人の上品さを演出してくれます。
「柄物」は、地味になりがちな秋の装いにアクセントを付けてくれます。手持ちのアイテムに柄物を1点追加するだけで、コーディネートが華やかな印象に。柄によっては年齢にそぐわないものもあるので、スタンダードながらほどよくエッジの効いたアイテムを選ぶのがポイントです。
ご紹介した3つのポイントのなかから、コーディネート全体のバランスをとるのが難しい「柄物」の着こなし方を詳しく見ていきましょう。大人の女性が取り入れやすく、かつ秋らしさを演出してくれる代表的な柄物をピックアップします。
花柄と聞くと、「かわいらしくなりすぎるのでは?」「若作りしすぎて見えるのでは?」と思う方も多いかもしれません。でも、ダークトーンやくすんだ色合いのアイテムなら、大人の女性らしい上品な雰囲気に仕上がります。身長が低い方は小さい花柄を、身長が高い方は大きい花柄を選ぶと、バランスよく着こなせます。
チェック柄はパターンがさまざま。スコットランドの民族衣装に由来する「タータン」や、知的な印象の「アーガイル」などの定番柄に加え、ここ数年のトレンドは千鳥格子と細いストライプを組み合わせた「グレンチェック」。ワンピースやスカートなど、柄が見える面積が大きい洋服を着る場合は、そのほかのアイテムをシンプルにすることですっきりまとまります。
草花のモチーフや曲線を組み合わせた柄で、“バンダナやスカーフでよく見かける模様”をペイズリー柄といいます。エレガントで華やかなペイズリー柄は季節やシーンを問わずに使えるので、おしゃれの強い味方になってくれます。秋・冬には、ブラウンやネイビーなど落ち着いた色味のアイテムがおすすめ。
「柄物の洋服を着るのはちょっとハードルが高い……」という場合は、ストールやバッグなどで柄物を取り入れてみてください。1点追加するだけで、ぐっと洗練された印象になりますよ。
ファッションのトレンドはシーズンごとに変化しますが、洋服の持ち合わせが少なくても組み合わせ次第でコーディネートの幅は広がります。ポイントは、インナーやカットソーなど出番の多いアイテムの選び方です。
毎日のおしゃれに欠かせないアイテムは、白、黒、ベージュといった、定番色をそろえておくのがおすすめ。秋らしいカラーとの相性もよく、着回しがしやすくなります。特にネイビーはきれいめな印象だけなくカジュアルな印象にもなれるので、1着あると重宝します。
年齢に見合った大人の着こなしをするためには、洋服のシルエットが大切。最近はビッグシルエットのアイテムが流行していますが、着やすさや体型カバーを重視するあまり、ゆったりしたアイテムを選ぶと、かえって老けた印象になるので注意しましょう。シンプルなデザインのアイテムなら長く愛用でき、組み合わせを変えていろいろな着こなしが楽しめます。
定番アイテムに季節感やトレンドを上手くプラスして、秋ならではの大人のおしゃれを楽しんでくださいね。