広いお風呂に気軽に入れる銭湯は、幅はありますが、入浴料金は全国どこでも500円以内とお手ごろです。いろいろな方が訪れる場所ですから、お互いが心地よく過ごせるよう、ルールやマナーを知っておきましょう。
2019年02月19日
広いお風呂に気軽に入れる銭湯は、幅はありますが、入浴料金は全国どこでも500円以内とお手ごろです。いろいろな方が訪れる場所ですから、お互いが心地よく過ごせるよう、ルールやマナーを知っておきましょう。 今回は銭湯での「湯船でのマナー」「洗い場でのマナー」「脱衣所でのマナー」について、ご紹介します。
広いお風呂に気軽に入れる銭湯は、幅はありますが、入浴料金は全国どこでも500円以内とお手ごろです。いろいろな方が訪れる場所ですから、お互いが心地よく過ごせるよう、ルールやマナーを知っておきましょう。
湯船に入る前には、かけ湯をするか体を洗ってから湯船に入りましょう。かけ湯は、湯船に入る前に汗や汚れを落とす役割がありますが、お湯の温度に体を慣らすという健康面での役割もあります。まず心臓から遠い足先からはじめ、下半身、肩と徐々にお湯をかけていきましょう。
湯船のお湯を汚さないために、湯船に入るときは長い髪の毛はしばって、タオルや手ぬぐいなどは湯につけないようにします。
銭湯内での声は思ったよりも響くもの。のんびりと1人の時間を楽しんでいる方もいますから、会話の音量や内容に配慮しましょう。
シャンプーやタオル類など、自分の持ち物を洗い場に置いたままにしないようにします。また、これらを場所取りに使うのも避けましょう。
お湯や石けんの泡が周りの方にかからないように気をつけましょう。特に洗髪中は気が回らなくなりがちです。
マッサージオイルやボディーオイルなどはいつまでも床に残り、滑るのでとても危険です。また、ヘアカラー類は人の持ち物を汚す場合もあります。これらのような、さっと流せない類いの物は使用しないようにしましょう。
脱衣場の床がぬれていると滑りますし、靴下がぬれるのは気持ち悪いものです。脱衣場へ行く前に体を拭いておきましょう。ハンドタオルや手ぬぐいは、体を洗うこともできますし、かたくしぼれば体を拭くこともできるので便利です。
ドライヤーで髪を乾かしたら、足元に落ちた髪の毛はさっと拾っておきましょう。銭湯によっては、利用者自身で掃除ができるように、モップなどがそばに立てかけてあります。
お風呂場への持ち込みはもちろんですが、脱衣場に入ったらスマートフォンその他の電子機器は取り出さないようにしましょう。撮影はしないといっても、無防備な場所ではとても気になるものです。近年増えているトラブルのひとつなので、気をつけたいところです。
銭湯を利用する際のマナーはたくさんあるように見えるかもしれませんが、「周囲に配慮する」視点から見れば、どれも難しいものではありません。使い方で不明なことがあれば、遠慮なく施設の方に聞いてみてください。利用する側もきれいを維持するように心がけ、心も体も洗われるひとときを堪能したいものです。