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歴史ある建造物も多く、ノスタルジックな雰囲気のある京都。
今回はそんな京都を「美」の視点から紐解いてゆきましょう。
日本には美人県と呼ばれるところが数多くありますが、その中でも「京美人」はよく耳にされるのではないでしょうか。
雅なきもの文化にみられるように、京都では悠久の歴史の中で優れた美意識が育まれてきました。京の着倒れという言葉は、服飾にできる限り贅沢をする優雅な京の気風を表しています。これは見た目の美しさ、身だしなみに気を遣うということでもあるでしょう。上品で華やかなはんなりとした美しさを放つ京美人。その秘密に迫ります。
「京美人は磨かれた美人」という言葉があります。茶道・華道・香道などの文化に触れる機会が多い京都では、立ち居ふるまいや言葉づかい、行儀作法など女性らしい美しさが磨かれるのでしょう。
また、清らかな水や食文化も京美人の美肌を磨いてきたと考えられます。だしを基本とする調理法のもとに、季節感や旬を大切に、食材の本来の味わいを生かす京料理。京都の家庭では京野菜など旬の素材を使ったおばんざいが伝統的に受け継がれています。
旬のものを、だしを基本とした和食でいただくということも、美肌を育む極意かもしれませんね。
毎日食べて元気いっぱい
九条ねぎ
約1300年前に栽培が始められたとの記録も残る歴史の古い野菜。昔から風邪に効くと重宝されている。
つくね芋とも呼ばれる丸芋
やまのいも
水分が少なく、粘りがとても強いのが特徴。栄養価が高く、消化促進や滋養強壮のほか、老化防止、肌荒れ予防など様々な効能があるといわれる。
真っ赤なおいしさ
金時にんじん
美容にうれしいリコピンを多く含み、表面だけでなく中まで真っ赤。柔らかく甘みが詰まっている。ビタミン類や食物繊維が豊富。
三方を山に囲まれ鴨川・桂川などの河川が流れる京都盆地の地下には豊かな伏流水が流れており、その貯水量は琵琶湖の水量に匹敵するといわれています。カリウム、カルシウムをバランスよく含んだ上質な水資源によって、酒造り、京菓子、豆腐・湯葉など豊かな京の食文化が発達し、まろやかな水は京美人の美肌を育んできました。 現在もこれらの名水・地下水脈は京料理や酒造りには欠かせないものとなっています。
京都では古くから香道をはじめ、香りの文化が発展してきました。
香りが生み出す美肌のヒントを見ていきましょう。
鬢つけ油はハゼの木の実を蒸して、脂を抽出したもの。ほのかに香ばしく、甘くやさしい香りが特徴です。 舞妓さんや芸妓さんの髪を結い上げるのに使われますが、白粉の下地としても活用されるのだそう。鬢つけ油で膜を作ってから、水で溶いた白粉を刷毛でぬり、そのあとに眉の下や目元、口元に紅を入れます。美しい舞妓姿に鬢つけ油は欠かせないのです。
丁子は英語名をクローブといい、料理や飲み物に使われるスパイスとしても有名です。独特の芳香に特徴があり、奈良時代にはすでにお香や医薬品に使われ、箱の防腐剤としても重宝されました。 また白檀、桂皮などと共に、匂袋の香料のひとつとしても親しまれています。匂袋をクローゼットに入れて衣服に香りを移す「移り香」など、女性のたしなみとして香りを楽しむのも良いですね。
自然発酵の藍染めは、なんとも懐かしく柔らかな香りがします。藍の青色成分を含む植物は、200種類ほどあるといわれますが、日本で多く使われるのはタデ藍です。近年、抗酸化作用のあるポリフェノールを多く含むことがわかってきました。また、藍で染めた着物は、冷え性や肌荒れなどにも効果があるといわれています。
京都府南部の山城地域は、香り高い宇治茶の産地で、抹茶、煎茶、玉露を生み出した「日本茶のふるさと」とも呼ばれます。 日本茶には渋み成分のタンニン、栄養成分ではビタミンC、E、各種ミネラルが含まれますが、近年特に注目されているのがカテキン類です。強い抗酸化作用があり、腸内環境を整える研究報告もあります。毎日の緑茶習慣で、体の内からも美しく!