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野菜の豆知識|「芽キャベツ」 実はキャベツの若芽ではない

野菜の豆知識|「芽キャベツ」 実はキャベツの若芽ではない

名前から「キャベツの若芽」だと思われがちな芽キャベツですが、実はキャベツの仲間ではあるものの、別の品種。小さいけれど、キャベツ以上に栄養が詰まった野菜です。芽キャベツは12月から3月に収穫され、寒くなるほど実が締まり、おいしくなります。今回は、芽キャベツのルーツや栄養価、調理法などについてご紹介します。


名前から「キャベツの若芽」だと思われがちな芽キャベツですが、実はキャベツの仲間ではあるものの、別の品種。小さいけれど、キャベツ以上に栄養が詰まった野菜です。芽キャベツは12月から3月に収穫され、寒くなるほど実が締まり、おいしくなります。今回は、芽キャベツのルーツや栄養価、調理法などについてご紹介します。

キャベツとは違う?「芽キャベツ」とは?

コロンとかわいらしく、小さなキャベツのような見た目の芽キャベツ。ベルギー原産のアブラナ科の野菜で、キャベツの変種です。芽キャベツは、頂芽が結球するキャベツとは異なり、ひとつの株から伸びた、茎の葉の付け根に生える脇芽が結球したもの。1株に50個ほどが鈴なりに実ります。

芽キャベツはその形から「子持ちかんらん」の別名でも呼ばれ、地域によっては子孫繁栄の象徴としてお祝いに使われることもあります。日本には明治時代の初期に渡来し、現在の主産地は静岡県です。

芽キャベツとケールとの交配により、日本で誕生した品種もあります。フランス語で「小さい緑」を意味するプチヴェールです。結球はしませんが、芽キャベツと同じように脇芽が50個ほど付きます。

芽キャベツの栄養値はキャベツ以上?

芽キャベツは、ミニサイズながら栄養がたっぷり詰まっています。その理由は、植物の成長期にある芽が結球したものだからといわれています。ビタミンCをはじめ、β-カロテン、カリウム、ビタミンB2が豊富。芽キャベツは、栄養を逃さずまるごと食べられます。

お肌の健康に欠かせない「ビタミンC」

コラーゲンを生成するための栄養素であり、皮膚や細胞の健康維持に欠かせないビタミンC。人間の体内では合成できないため、毎日継続して摂取する必要があります。芽キャベツのビタミンC含有量は、キャベツと比べると可食部100グラムあたり約4倍の160ミリグラム。レモンと比べても1.5倍も含まれています。

健康を保つ「β-カロテン」

β-カロテンは、体内でビタミンAに変換される栄養素。皮膚や粘膜を健全に保つ、免疫力を高める、視力を維持するなど、健康維持に欠かせません。芽キャベツには100グラムあたり710ミリグラム、プチヴェールにはなんと2,490ミリグラムのβ-カロテンが含まれています。β-カロテンは、油分と一緒に摂ると吸収率が高まるといわれています。

プチヴェールに豊富な「カルシウム」

カルシウムは、体の機能や調整に欠かせません。強い骨や歯をつくり、年齢とともに気になる骨粗しょう症を予防する効果があるといわれています。プチヴェールには牛乳の約4倍、100グラムあたり457ミリグラムのカルシウムが含まれています。

芽キャベツのおすすめの食べ方

芽キャベツは生で食べると苦みがあるので、加熱調理がおすすめ。キャベツに比べて固く、アクが強いので、根元に切り込みを入れて下ゆでしましょう。火が通りやすくなる効果もあります。また、加熱することで、より色鮮やかになるのも魅力です。

おすすめレシピ1:芽キャベツのクリームシチュー

芽キャベツは、乳製品を使った洋風料理との相性が抜群。冬にほっとあたたまるクリームシチューなら、アク抜きせずそのまま煮込めば甘みが増します。芽キャベツは、変色防止のためにあとから入れてもOK。

おすすめレシピ2:芽キャベツのベーコン巻き焼き

下ゆでした芽キャベツをベーコンで巻き、串を刺します。熱したフライパンに並べて、塩・コショウで味付けし、ベーコンがカリカリになるまで焼いたらできあがり。お酒のおつまみにおすすめの一品です。

世田谷自然食品が販売する野菜ジュース「十六種類の野菜」には、プチヴェールが使われています。すっきりとしたトマトベースで、不足しがちな野菜を気軽に摂ることができます。

芽キャベツは、丸い見た目がかわいらしく栄養たっぷりの冬野菜。寒さが厳しくなるほどおいしさが増す芽キャベツにパワーをもらって、冬を乗り切りたいですね。

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