健康食品、自然派化粧品、美味しい食品なら世田谷自然食品

世田谷自然食品公式SNS

LINE連携でもっと便利に!

マイページへのログインがかんたんに!
おトクな情報、お知らせも定期的にお届け!

閉じる
世田谷自然食品がお届けする「せたがや日和」
郷土料理|「伊勢うどん」 旅人の疲れを癒やし続けた、伊勢のソウルフード

郷土料理|「伊勢うどん」 旅人の疲れを癒やし続けた、伊勢のソウルフード

もちもちでやわやわのうどんに濃いめのタレが絡んだ、伊勢を代表する郷土料理「伊勢うどん」。かつてはお伊勢参りの旅人を癒やす、地元だけで味わえるメニューでした。一度食べたら忘れられない、特徴ある「伊勢うどん」のおいしさを、その歴史とともにご紹介します。


もちもちでやわやわのうどんに濃いめのタレが絡んだ、伊勢を代表する郷土料理「伊勢うどん」。かつてはお伊勢参りの旅人を癒やす、地元だけで味わえるメニューでした。一度食べたら忘れられない、特徴ある「伊勢うどん」のおいしさを、その歴史とともにご紹介します。

伊勢うどんの歴史

今も昔も「お伊勢参り」と「伊勢うどん」の組み合わせは外せませんが、伊勢うどんの原型は江戸時代以前までさかのぼり、伊勢地域の農民の食事にあるとされています。のばす手間を省いた太いうどんに、味噌の上澄み(たまり)を少しかけ、刻みネギを加えただけのシンプルな食事です。

最初に伊勢の地に伊勢うどんのお店ができたのは、今から約360年前のこと。浦田町の橋本屋七代目によるといわれています。伊勢神宮を詣でるお伊勢参りは、江戸時代には「伊勢へ行きたい、伊勢路が見たい、せめて一生に一度でも」と歌われるほど、民衆にとってのあこがれ。多くの関所を通らねばならず、十分な宿泊施設もない時代において、人口の約1/5が伊勢を目指したというのですから、民衆の熱狂ぶりがうかがえます。

参拝客に供されたうどんの味は、たまりに出汁を加えて食べやすくしたもの。どんどん訪れる参拝客にすぐ提供できるよう、大きな釜で常にうどんがゆでられていて、必要な分を釜揚げしていました。伊勢うどんの極太麺は、ゆで時間が長くなっても気になりません。長旅で疲れた体に、やわらかく塩気のあるうどんは何よりのごちそうだったことでしょう。

伊勢うどんの特徴

初めて食べる方がまず驚くのはその麺の太さ。通常のうどん麺と比べると2倍近くの太さがある極太麺です。時間をかけて煮えた麺はやわらかくふわふわで、コシの強いうどんとは真逆の食感が楽しめます。

タレは黒っぽい茶色をしていますが、これはたまり醤油をベースにしているためで、見た目ほどの塩辛さはありません。むしろ甘みが強く、すき焼きのタレやかば焼きのタレを少ししょっぱくした、甘辛い味をイメージすると近いかもしれません。

基本の薬味はネギだけという、具のシンプルさも伊勢うどんの特徴です。麺を底からぐるりと混ぜて、少しのタレを全体に絡ませてからいただきます。やわらかい麺をそっと持ち上げると、ふんわりと甘い香りと出汁の香りが立ち上ってきて、なんとも食欲をそそる一品です。

今では、家庭でも作れるようにと、地元スーパーに伊勢うどんの麺とタレがおいてあります。メーカー違いの伊勢うどんがずらりと並んでいるので、伊勢地方に行ったらぜひスーパーに立ち寄ってみてください。郷土色が如実に現れていて、とても楽しい気分になります。

おうちで伊勢うどん(作り方のポイント)

伊勢うどんの特徴といえば、なんといってもやわらかい極太の麺。麺とタレは、インターネット通販や物産展などで入手できるので、自宅でも食べることができます。おうちでぜひ、伊勢うどんを堪能してください。

おいしく伊勢うどんをゆでるためのポイントは、ゆで時間を守る以外にも3つあります。「大きめの鍋とたっぷりの水を使う」「十分沸騰させてから麺を入れる」「鍋に入れてすぐに麺をほぐそうとしない」です。特に最後の項目が重要で、鍋に入れてからすぐに菜箸などでほぐそうとすると、やわらかい伊勢うどんの表面がグズグズになってしまいます。触りたいのをぐっと我慢して、ある程度自然にほぐれるのを待ちましょう。

ゆで上がったら湯を切って丼にあけ、タレをかけていただきます。基本のトッピングは刻みネギと一味唐辛子です。さらに追加するなら生卵やかつお節もおすすめ。食欲がなくスタミナをつけたいときには山芋のすりおろしを加えるのもいいでしょう。山芋は「山のうなぎ」と呼ばれるほどのスタミナ食材。夏バテなどの疲労時におすすめです。

山芋の栄養についは、以下の記事も参考にしてみてください。

故郷から遠く離れてお伊勢まで。命がけでたどり着いた地で食べるうどんは、一生忘れられない味となったことでしょう。その味が今に伝わっていると思うと、さらに味わい深くなるように思います。子どもからお年寄りまで、そしてはるか昔から現代まで、広く深く愛されているこの味を、ぜひおうちで味わってみてくださいね。

関連する投稿


野菜の豆知識|いちごの品種、いくつ知ってる?

野菜の豆知識|いちごの品種、いくつ知ってる?

いちごはそのまま食べるのはもちろん、多くのスイーツにも使われている身近なフルーツですが、たくさんの品種があることはご存じですか?今回は、多数あるいちごの品種のうち、生産量の多い品種をご紹介します。


健康メニュー|変わり種具材でしゃぶしゃぶを楽しもう

健康メニュー|変わり種具材でしゃぶしゃぶを楽しもう

会食のごちそうとしても、家庭の食事としても人気のしゃぶしゃぶ。それだけに、最近はさまざまな味や具材のバリエーションが見られます。今回は、しゃぶしゃぶのバリエーションを楽しめる変わり種具材をご紹介します。


健康メニュー|具だくさんのみそ汁で無病息災を願う「お事汁」

健康メニュー|具だくさんのみそ汁で無病息災を願う「お事汁」

日本には、無病息災を願い、行事食をいただく風習が数多く残っています。そのひとつが、「事八日(ことようか)」と呼ばれる行事で、2月と12月に具だくさんみそ汁の「お事汁(おことじる)」を作っていただくのが習わしです。地方によって呼び方が異なるため、あまり広く知られていないかもしれませんが、一説には平安時代頃から日本の各地で行われてきたとされる伝統行事です。<br>この記事では、「事八日」の発祥、「お事汁」の材料などに触れながら、古き良き日本の風習についてお伝えします。


野菜の豆知識|野菜? くだもの? いちごの豆知識あれこれ

野菜の豆知識|野菜? くだもの? いちごの豆知識あれこれ

甘酸っぱさと香り、見た目のかわいらしさからも大人気のフルーツ「いちご」。そのままパクリと食べられる手軽さも魅力です。今回はいちごの豆知識や、新鮮ないちごの選び方、おいしく食べる洗い方や保存方法をご紹介します。


野菜の豆知識|鬼も逃げ出す「大豆」のパワー

野菜の豆知識|鬼も逃げ出す「大豆」のパワー

毎年2月4日頃の立春前日の「節分」と言えば、「鬼は外、福は内」と豆をまくのが恒例行事ですが、なぜ節分に鬼退治をするのか、豆をまくのかご存じでしょうか?今回は、節分で豆をまく理由や大豆が選ばれる理由、大豆の栄養についてご紹介します。


最新の投稿


野菜の豆知識|いちごの品種、いくつ知ってる?

野菜の豆知識|いちごの品種、いくつ知ってる?

いちごはそのまま食べるのはもちろん、多くのスイーツにも使われている身近なフルーツですが、たくさんの品種があることはご存じですか?今回は、多数あるいちごの品種のうち、生産量の多い品種をご紹介します。


健康メニュー|変わり種具材でしゃぶしゃぶを楽しもう

健康メニュー|変わり種具材でしゃぶしゃぶを楽しもう

会食のごちそうとしても、家庭の食事としても人気のしゃぶしゃぶ。それだけに、最近はさまざまな味や具材のバリエーションが見られます。今回は、しゃぶしゃぶのバリエーションを楽しめる変わり種具材をご紹介します。


健康習慣|使い捨てカイロで風邪予防・冷え対策

健康習慣|使い捨てカイロで風邪予防・冷え対策

寒い季節に出番の多い使い捨てカイロですが、屋外で使うだけになっていませんか?カイロは風邪のひきはじめや、手足・おなか・全身の冷え緩和と幅広く使えます。最近は機能もアップしていますので、さまざまなシーンで役立ちます。体調のくずれ、冷え、疲れ、だるさなどに、カイロを使ってからだを養生することもできます。今回は、貼るタイプのカイロの活用法を中心にご紹介します。


健康メニュー|具だくさんのみそ汁で無病息災を願う「お事汁」

健康メニュー|具だくさんのみそ汁で無病息災を願う「お事汁」

日本には、無病息災を願い、行事食をいただく風習が数多く残っています。そのひとつが、「事八日(ことようか)」と呼ばれる行事で、2月と12月に具だくさんみそ汁の「お事汁(おことじる)」を作っていただくのが習わしです。地方によって呼び方が異なるため、あまり広く知られていないかもしれませんが、一説には平安時代頃から日本の各地で行われてきたとされる伝統行事です。<br>この記事では、「事八日」の発祥、「お事汁」の材料などに触れながら、古き良き日本の風習についてお伝えします。


心も体も健康的なお酒との「上手」な付き合い方

心も体も健康的なお酒との「上手」な付き合い方

普段あまり飲まないお酒を飲んで失敗したり、<br>つい飲み過ぎて二日酔いに悩まされたりすることはありませんか?<br>家族や友人と飲むお酒は楽しいものですが、飲み過ぎは健康にもよくありません。<br>お酒との上手な付き合い方を知り、健康を維持しながら楽しみましょう。