健康食品、自然派化粧品、美味しい食品なら世田谷自然食品

世田谷自然食品がお届けする「せたがや日和」

閉じる
郷土料理:秩父地方の保存食 しゃくし菜漬け(埼玉県)

郷土料理:秩父地方の保存食 しゃくし菜漬け(埼玉県)

しゃくし菜漬けはアブラナ科の植物で、チンゲンサイの仲間でもある「雪白大菜(セッパクタイサイ)」を漬けたものです。秩父地方では、タイサイの形がしゃもじ(飯じゃくし)に似ていることから「しゃくし菜」と呼ばれています。 野沢菜漬けやキムチのように、塩だけでなく乳酸発酵も利用して漬けられる点や、塩分控えめで酸味がある点が特徴です。今回は、しゃくし菜漬けの概要や栄養、おすすめの食べ方についてご紹介します。


埼玉県秩父地方で伝統的に作られてきた青菜の漬物、しゃくし菜漬け。野沢菜漬けなどと似た見た目ですが、より塩分控えめで、ほどよい酸味がおいしい一品です。今回は、しゃくし菜漬けの概要や栄養、おすすめの食べ方についてご紹介します。

しゃくし菜漬けとは

しゃくし菜(タイサイ)を漬けた埼玉県秩父地方の郷土食

しゃくし菜漬けはアブラナ科の植物で、チンゲンサイの仲間でもある「雪白大菜(セッパクタイサイ)」を漬けたものです。秩父地方では、タイサイの形がしゃもじ(飯じゃくし)に似ていることから「しゃくし菜」と呼ばれています。
野沢菜漬けやキムチのように、塩だけでなく乳酸発酵も利用して漬けられる点や、塩分控えめで酸味がある点が特徴です。

乳酸発酵の漬物については、下記の記事も参考にしてみてください。

寒さが厳しい秩父地方の冬の保存食

長野県木曽地方の「すんき漬け」と同じように、しゃくし菜漬けも、もともとは寒さが厳しい山間部である秩父地方の冬の保存食でした。昔は冬を前に、家ごとにしゃくし菜を漬けていて、それぞれの家庭の味があったと言われています。

しゃくし菜漬けの栄養

毎日摂りたいβカロテンがたっぷり

しゃくし菜漬けの素材であるタイサイは緑黄色野菜で、βカロテンを豊富に含んでいます。βカロテンは抗酸化作用に優れ、免疫力を高める力も持っています。また、体内でビタミンAに変換されて体の成長を促し、目を健やかに保つ働きもあります。

骨を健やかにするカルシウム、ビタミンKも

タイサイは小松菜などと同様に、骨の材料となるカルシウムや、骨を作る働きを促すビタミンKを多く含んでいます。野菜のカルシウムは吸収されにくいので、ビタミンDなど吸収を助ける栄養素の多い食材を一緒に摂るのがおすすめです。

野菜のカルシウムについて詳しくは、下記の記事も参考にしてみてください。

葉酸、カリウムに加えて、漬物になることで乳酸菌と食物繊維の相乗効果も

タイサイには、血球・DNAの合成に関わり、貧血を防ぐ働きのある葉酸や、体内の余分な塩分を排出してくれるカリウムなどの栄養素も多く含まれています。また、しゃくし菜漬けは乳酸発酵を利用するので善玉菌である乳酸菌もたっぷり。善玉菌のエサになる食物繊維も豊富なので、おなかを整えるのにも役立つのです。

しゃくし菜漬けのおすすめの食べ方

塩味が強くないので肉や魚の付け合わせにも

漬物といえばご飯のお供やお酒のおつまみを連想しがちですが、しゃくし菜漬けは塩味が強くないので、焼き魚や肉料理などの付け合わせにもぴったり。さっぱりとした酸味で、ちょうどいい箸休めになります。

油炒めや、納豆と和えたりしても◎

高菜漬けのように、しゃくし菜漬けを油炒めにしてもおいしくいただけます。油がβカロテンの吸収を助けるので、栄養面でもおすすめの食べ方です。刻んだしゃくし菜漬けを納豆と和えれば、乳酸菌と納豆菌で善玉菌たっぷりの小鉢に。納豆のたんぱく質は、骨を健やかにするのにも欠かせません。

チャーハン、ぎょうざの具にするのもおいしい

ボリュームのあるメニューと合わせるなら、油がβカロテンの吸収を助ける、チャーハンやぎょうざはいかがでしょうか。しゃくし菜漬けのシャキシャキした食感がアクセントになりますし、独特の酸味は、塩分を控える助けにもなります。

なかなか珍しい「しゃくし菜漬け」ですが、通信販売も行われていますし、首都圏近郊のデパートやアンテナショップなどでも手に入るようです。そのまま食べても、アレンジしてもおいしくいただけますから、見かけたらぜひ試してみてくださいね。

関連する投稿


健康メニュー|ポークチャップ 濃厚風味でご飯が進む

健康メニュー|ポークチャップ 濃厚風味でご飯が進む

濃厚で甘じょっぱいケチャップ風味の豚肉料理「ポークチャップ」は、豚肉のうま味とトマトの酸味が絶妙な洋食メニューです。今回は、疲労回復も期待できる成分を多く含むポークチャップについて、具材の栄養や付け合わせにおすすめの食材について解説します。


健康メニュー|「ビーフストロガノフ」ロシア生まれの洋食

健康メニュー|「ビーフストロガノフ」ロシア生まれの洋食

ロシア料理の定番「ビーフストロガノフ」は、欧米でポピュラーな煮込み料理。日本でも名前は知られているものの、実際に食べたことがない方も多いのではないでしょうか。今回は、ビーフストロガノフの概要や、主な具材とその栄養、組み合わせたい副菜についてご紹介します。


郷土料理|十五夜は「芋名月」 里芋をおいしく食べよう

郷土料理|十五夜は「芋名月」 里芋をおいしく食べよう

里芋は、十五夜のお供え物や季節のイベントにぴったりな料理の具材として幅広く食べられています。今回は、里芋を供える十五夜に合わせて知っておきたい、里芋をおいしく食べられる郷土料理や里芋の栄養素、効果についてご紹介します。


郷土料理|「日本酒」の選び方を知り、“マイベスト”を見つけよう

郷土料理|「日本酒」の選び方を知り、“マイベスト”を見つけよう

米と麹、水を主な原料として醸造される日本酒。日本各地に蔵元があり、その味わいは本当にさまざまです。さらに近年、日本酒は海外でも注目を集め、「SAKE」という名前で親しまれています。今回は、たくさんの日本酒のなかからお気に入りの1本を見つけるポイントをご紹介します。


健康メニュー|アクアパッツァ 魚介をおいしく食べるイタリア料理

健康メニュー|アクアパッツァ 魚介をおいしく食べるイタリア料理

イタリア料理やその食材が広まるにつれて、日本でも食べられることが多くなった「アクアパッツァ」。魚介中心なので、イタリア料理の中でもヘルシーなメニューです。今回は、アクアパッツァの定番具材とその栄養についてご紹介します。


最新の投稿


健康習慣|アクティブ・エイジング 前向きに歳を重ねる

健康習慣|アクティブ・エイジング 前向きに歳を重ねる

「アクティブ・エイジング」という言葉をご存じでしょうか。2002年、第2回国際連合高齢者問題世界大会でWHOが提唱した、年齢を重ねることに対する考え方です。今回は、アクティブ・エイジングの概要や、アクティブ・エイジングをかなえるヒントになりそうな記事をご紹介します。


健康習慣|「主婦休みの日」 上手に休んで家族みんながハッピーに

健康習慣|「主婦休みの日」 上手に休んで家族みんながハッピーに

「主婦休みの日」という記念日をご存じでしょうか。年に3回あり、9月25日がそのうちの1回です。もともとは、日々休むことなく家事をしている主婦(主夫)が休めるようにと制定されましたが、昨今のコロナ禍では、家族がお互いをねぎらい思いやる日として認知されつつあります。今回は、「主婦休みの日」を家族みんなで有意義に過ごすためのヒントをご紹介します。


健康メニュー|ポークチャップ 濃厚風味でご飯が進む

健康メニュー|ポークチャップ 濃厚風味でご飯が進む

濃厚で甘じょっぱいケチャップ風味の豚肉料理「ポークチャップ」は、豚肉のうま味とトマトの酸味が絶妙な洋食メニューです。今回は、疲労回復も期待できる成分を多く含むポークチャップについて、具材の栄養や付け合わせにおすすめの食材について解説します。


健康メニュー|「ビーフストロガノフ」ロシア生まれの洋食

健康メニュー|「ビーフストロガノフ」ロシア生まれの洋食

ロシア料理の定番「ビーフストロガノフ」は、欧米でポピュラーな煮込み料理。日本でも名前は知られているものの、実際に食べたことがない方も多いのではないでしょうか。今回は、ビーフストロガノフの概要や、主な具材とその栄養、組み合わせたい副菜についてご紹介します。


健康習慣|はじめるなら秋、健康寿命をのばす習慣5選

健康習慣|はじめるなら秋、健康寿命をのばす習慣5選

だんだんと朝晩の気温が涼しくなる秋は、運動や行楽が楽しい季節。9月は、「健康増進普及月間」と「食生活改善普及運動月間」が実施される時期でもあります。この機会に、健康寿命をのばすためのちょっとした習慣をはじめてみてはいかがですか。今回は、健康寿命をのばすための習慣5つをまとめてご紹介します。