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健康習慣|冬の食中毒「ノロウイルス」を予防しよう

健康習慣|冬の食中毒「ノロウイルス」を予防しよう

冬の食中毒で最も多いのが「ノロウイルス」。夏の間は食中毒に気をつけていても、気温の低い冬は配慮を怠りがちです。ノロウイルスは感染力が高いので、家族など集団生活をしている人は要注意。この記事では、普段のノロウイルス対策に加えて、身近な人がノロウイルスにかかった場合の対策についてご紹介します。


冬の食中毒で最も多いのが「ノロウイルス」。夏の間は食中毒に気をつけていても、気温の低い冬は配慮を怠りがちです。ノロウイルスは感染力が高いので、家族など集団生活をしている人は要注意。この記事では、普段のノロウイルス対策に加えて、身近な人がノロウイルスにかかった場合の対策についてご紹介します。

せたがや日和 ノロウイルス

12月・1月にピークを迎えるノロウイルス

冬になるとノロウイルスがたびたびニュースになりますね。ノロウイルスによる食中毒は一年を通して起こりますが、11月から増え始めて12月・1月に流行のピークを迎えます。ノロウイルスは食中毒だけでなく、ウイルス性急性胃腸炎(感染症)の原因でもあります。

ノロウイルスは手指や食品を介して、主に口に入ることで感染します(経口感染)。潜伏時間は24~72時間ほどで、主な症状は吐き気、嘔吐、腹痛、軽度の発熱など。通常はこれらの症状が1~2日続いて治癒します。ただし、体力のない乳幼児や高齢の方は、脱水症状を起こしやすいので注意が必要です。

また、牡蠣などの二枚貝はよく知られている感染源ですが、これは生食や加熱不足が原因です。十分に加熱(中心部が85℃~90℃の状態で、90秒以上の加熱)していれば問題ありません。

二枚貝を食べることでのノロウイルス対策については、以下でもご紹介しています。

二次感染を防ぐ:身近な人がノロウイルスにかかったら

せたがや日和 ノロウイルス

ノロウイルスはとても強い感染力を持ち、ほんの少しのウイルス量で感染します。したがって集団生活をする場で発生した場合、感染が広まらないよう二次感染対策が必須となります。

嘔吐物やふん便には大量のウイルスが含まれています。また、ほとんどの場合は経口感染です。感染した方もお世話をする方も、この2点を意識して行動するのが重要です。

<二次感染を防ぐには>
・洋式トイレでは必ずフタをしてから水を流す。
・食器類やタオルなど日用品を共有するのは避ける。
・ドアノブやスイッチなど、みんなが触れる場所は、定期的に家庭用の塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)などで拭き掃除する。
・感染した人は症状がおさまってもしばらくは食品を直接取り扱わないようにする。

<嘔吐物やふん便の処理について>
・乾燥しないうちに片付ける(乾燥するとウイルスが空中に飛散します)。
・使い捨てのエプロンや手袋、マスクをする。
・ウイルスが飛び散らないよう静かにペーパータオルなどで拭き取ってから、家庭用の塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)で拭き、最後に水拭きする。
・処理に使ったペーパータオルなどは、ビニール袋に入れ密封して捨てる。
・掃除が終わったら、念入りに手洗いする(手袋をして掃除をすることも重要です)。
・掃除後は空気の流れが外へ向かうようにして換気する。

ノロウイルスの予防に効果的なのは、やっぱり「手洗い」

せたがや日和 ノロウイルス

ウイルスが付着した物に触れた時は、物から手指へ、手指から口へとウイルスが移動していきます。手指についたノロウイルスを減らす、最も有効な方法は手洗いです。手洗いは風邪・インフルエンザなど、さまざまな感染症を予防します。

手洗いで重要なのは、「タイミング」と「洗い方」。帰宅してすぐ、トイレのあと、調理の前、食事の前など、折々で石けんを使った手洗いをしましょう。石けんを使って指の間や爪の間も洗い、流水で十分すすぎましょう。石けん自体にはノロウイルスを失活する効果はありませんが、手指から離れやすくする効果があります。日ごろから爪を短く切っておく、手洗い時には指輪を外すといったこともポイントです。

ちなみに、消毒用エタノールは石けん手洗いの代わりにはなりません。外出時などで手洗いが難しい場合に、ノロウイルスに限らない一般的な感染症対策として、補助的に用いるようにしましょう。

周囲の人にも広めてしまうのが厄介なノロウイルス。しかし、「経口で感染する」という点を意識していれば、自然と対策は見えてくるものです。特に手洗いはさまざまな感染症予防に有効なので、定期的に手洗いの方法をおさらいしてこの冬を乗り越えましょう。

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