美容法|目元の印象をアップ!健康的なまつ毛を育てるためのケア
アイメイクに欠かせない「まつ毛」のメイク。人気のまつ毛エクステやまつ毛パーマは、目元をパッチリと見せてくれる反面、まつ毛には負担がかかっています。また、ビューラーで引っ張ったりマスカラを落とす時にこすったりすることも、まつ毛を傷める原因に。今回は、健康的なまつ毛を手に入れるために気をつけたいポイントと、毎日のケアに取り入れたいまつ毛美容液の使い方をご紹介します。
アイメイクに欠かせない「まつ毛」のメイク。人気のまつ毛エクステやまつ毛パーマは、目元をパッチリと見せてくれる反面、まつ毛には負担がかかっています。また、ビューラーで引っ張ったりマスカラを落とす時にこすったりすることも、まつ毛を傷める原因に。今回は、健康的なまつ毛を手に入れるために気をつけたいポイントと、毎日のケアに取り入れたいまつ毛美容液の使い方をご紹介します。
まつ毛が生えるメカニズムとは
髪の毛と同様に、まつ毛にも「ヘアサイクル」といわれる生え変わりの周期があります。ヘアサイクルは、大きく分けて成長期・退行期・休止期の3つの段階からなり、髪の毛は3~6年をかけて1周するのに対して、まつ毛は3~4カ月と短い期間で繰り返されています。
■成長期
まつ毛の成長が始まり、伸び続けている時期を成長期といいます。皮膚の表面に出てきたばかりのまつ毛は産毛のように細い状態ですが、皮膚から栄養を吸収してしっかりと太く長くなっていきます。
■退行期
まつ毛の成長が止まり、抜け落ちるまでの期間を退行期といいます。成長したまつ毛は、新たに育ったまつ毛によって押し上げられ、抜ける準備が始まります。この時期は、少しの刺激でまつ毛が抜けることがあります。
■休止期
まつ毛が徐々に抜け落ち、新しいまつ毛が育つまでの準備段階を休止期といいます。ヘアサイクルは1本1本で異なるため、1日に5本前後は自然に抜けます。
まつ毛がダメージを受けてヘアサイクルが乱れると、まつ毛が十分に成長していない状態で抜け落ちたり切れたりしてしまいます。すると、まつ毛が生えていない休止期が長くなるため、まつ毛が少なく感じられるかもしれません。
まつ毛が痛んでいないかセルフチェックを
まつ毛は、まつ毛エクステやまつ毛パーマなどによる物理的なダメージだけでなく、加齢によって薄くなったり切れたりすることもあります。ご自身のまつ毛が次のような状態にあてはまらないか、チェックしてみてください。
■まつ毛が細くハリやコシがない
「ビューラーをかけてもまつ毛がうまく立ち上がらない」「すぐにカールが取れてしまう」と感じたことはありませんか?まつ毛が傷んでいると、ハリやコシが失われ、まつ毛が下がってきてしまいます。まつ毛が上がらないからといって何度もビューラーを使うと、まつ毛にますますダメージを与えてしまいます。
■まつ毛が少なくすき間が目立つ
顔の真正面から目元を見た時に、まつ毛とまつ毛の間にすき間ができていませんか?また、穴が空いたように一部分だけ抜け落ちている場合も要注意。ヘアサイクルが乱れてしまっている可能性があります。
■まつ毛がすぐ抜けてしまう
以前よりまつ毛の量が減ったと感じたことはありませんか?日頃のメイクがまつ毛にとってダメージとなり、直接的な抜け毛の原因となっている場合があります。また、人は年齢を重ねると体毛が薄くなりますが、まつ毛も例外ではありません。毛根にある毛母細胞のはたらきが衰えることで、まつ毛が抜けやすくなります。
上記の項目に心当たりがある場合、まつ毛のお手入れが必要なサインかもしれません。まつ毛に栄養を与え、ダメージケアの効果が期待できるまつ毛美容液を使い、早めの対策をはじめましょう。
まつ毛美容液の効果的な使い方
まつ毛ケアの強い味方となる、まつ毛美容液。せっかくケアをするなら、その効果を最大限に感じたいですよね。しかし間違った使い方をすると、あまり効果が得られなかったり、肌トラブルのもとになったりすることも。注意すべきポイントを知り、正しい方法でケアをしましょう。
■使用前にメイクや汚れを落とす
まつ毛美容液を使う前に、メイクをしっかりオフしておきましょう。摩擦によるダメージを防ぐため、ゴシゴシこすらないようにするのがポイント。また、クレンジング剤は顔と同じものではなく、アイメイク専用のリムーバーをコットンに染み込ませてオフするのがおすすめです。
■目元をマッサージして血行アップ
指の腹を使い、上下のまぶたとまつ毛の生え際部分をやさしくタッピング。血行を促進しておくことで、まつ毛美容液の効果を高めやすい土台をつくります。
■まつ毛だけでなく生え際にも塗る
まぶたを少し持ち上げ、まつ毛の生え際から毛先までをコーティングするようにまつ毛美容液を塗ります。まつ毛の上側からもしっかり塗るのがポイント。下まつ毛にも根元から塗りましょう。ただし、たくさん塗るほど効果が出やすいわけではありません。まぶたの肌トラブルにつながることもあるので、適量を守って使ってください。
■朝晩2回しっかりとお手入れを
朝の洗顔後と夜のお風呂上がり、スキンケアの最初に使うのがベストタイミング。化粧水や乳液の成分によっては、まつ毛美容液の成分が浸透しにくくなってしまうことがあります。
健康なまつ毛を育てるためには、肌や髪の毛などと同様に、栄養バランスが摂れた食事と質のよい睡眠を意識することも大切です。まつ毛美容液でのケアに加えて、毎日の生活習慣も見直してみてくださいね。
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