美容法|フェイスライン、ぼやけていませんか?たるみを解消してすっきり小顔に
鏡を見て、ふと「フェイスラインがぼやけてきた」と感じたことはありませんか。あごから頬にかけてのフェイスラインがたるんでいると、顔全体がぼんやりとした印象に見えてしまいます。そこで今回は、たるみを解消して、すっきり小顔に引き締まったフェイスラインを手に入れるためのテクニックをご紹介します。
鏡を見て、ふと「フェイスラインがぼやけてきた」と感じたことはありませんか。あごから頬にかけてのフェイスラインがたるんでいると、顔全体がぼんやりとした印象に見えてしまいます。そこで今回は、引き締まったフェイスラインを手に入れるためのテクニックをご紹介します。
フェイスラインがたるむ原因とは?
ある化粧品メーカーが30~50代の女性を対象に実施した意識調査で、他人の肌を見た時に年齢を感じるポイントとして「フェイスラインのたるみ」を挙げた方が全体の約4割以上にのぼることが明らかになりました。その反面、自分の肌悩みとして「フェイスラインのたるみ」を挙げた方は2割程度だったそうです。この結果から、フェイスラインのたるみは、自分が気にしている以上に周りの方から目に付きやすいことが分かります。
それでは、なぜ年齢とともにフェイスラインがたるんでしまうのか、原因のいくつかを見ていきましょう。
■表情筋の衰え
顔のさまざまな表情をつくり出す表情筋は、体の筋肉と同様、加齢とともに衰えます。表情筋が衰えると、フェイスラインのたるみだけでなく、肌のシワにもつながります。日本語はほかの言語と比べて口をあまり開けなくても話せるため、日本人は普段の生活で表情筋をほとんど使っていないといわれます。若々しさをキープするためには、表情筋を意識的に動かして鍛えることが大切です。
■肌の老化と紫外線
年齢を重ねると、肌のハリの元になるコラーゲンやエラスチンという成分が減少します。弾力を失った肌は重力に耐えられず下へ落ち、フェイスラインのたるみとして現れます。また、紫外線を浴びると、コラーゲンやエラスチンが破壊され、肌の老化を促進する活性酸素が発生し、ますます肌へのダメージとなってしまいます。
■姿勢の悪さ
パソコンやスマートフォンを見る時に取りやすい前傾姿勢を長時間続けると、頭を支えるために首や肩に負担がかかります。すると、血液やリンパのめぐりが悪くなり、顔のたるみやむくみにつながります。画面に集中するあまり無表情になることも、表情筋の衰えを助長させてしまいます。
輪郭をキュッと引き締める簡単テクニック
フェイスラインのたるみを解消させるためには、表情筋に働きかけるエクササイズや血行を促すマッサージがおすすめです。凝り固まった顔の筋肉をほぐし、すっきり引き締まった小顔とイキイキとした表情を手に入れましょう。
■あいうえおエクササイズ
顔全体を使って「あ・い・う・え・お」の口の動きをするエクササイズです。なるべく大きくゆっくりとした動作で行い、それぞれの表情を5秒ほどキープしましょう。声は出しても出さなくてもOK。始める前に首や肩のストレッチをしておくと、より効果的です。
■小顔マッサージ
親指と、カギ型に曲げた人さし指であご先を挟み、耳の付け根に向かってスライドさせながらマッサージ。少し痛気持ち良いと感じるくらいの強さで、左右同時に5回程度行います。摩擦が肌への負担にならないよう、乳液やクリームを塗って滑りをよくしておきましょう。
どちらも道具を使わず気軽にできるので、日々の家事の合間や、入浴後のスキンケアタイムの習慣にしたいですね。
たるみケアに取り入れたいプラスワンアイテム
フェイスラインのたるみを積極的にケアするためには、エクササイズやマッサージに加え、リフトアップ効果が期待できるアイテムを取り入れるのも方法のひとつ。上手に使うことで、肌の美しさを底上げできますよ。
■たるみにアプローチするスキンケアアイテムをプラス
小顔マッサージにプラスしたいのが、肌のハリや弾力を与えてくれるタイプの美容液やクリーム。指の滑りをよくしてくれるだけでなく、毎日使い続けることでシャープなフェイスラインを実感できるようになるでしょう。
■「かっさ」で顔周りの血流のめぐりをアップ
中国の伝統的な民間療法を原点とする「かっさ」は、血行を促すことで老廃物の排出をサポートし、肌の新陳代謝を高めてくれます。かっさプレートを使うと素手よりもマッサージがしやすく、肌への摩擦も少なくなります。
フェイスラインが崩れると、老けた印象に見えたり、顔が大きく見えたりします。たるみを防ぐための第1歩は、自分のフェイスラインを鏡で見る習慣を付けること。真正面からだけでなくいろいろな角度からチェックして、どこから見ても隙のない、整ったフェイスラインを目指しましょう。
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