健康食品、自然派化粧品、美味しい食品なら世田谷自然食品

世田谷自然食品公式SNS

LINE連携でもっと便利に!

マイページへのログインがかんたんに!
おトクな情報、お知らせも定期的にお届け!

ログアウト
閉じる
世田谷自然食品がお届けする「せたがや日和」
イベント事のマナー|「春のお彼岸」由来と、お墓参りのマナー

イベント事のマナー|「春のお彼岸」由来と、お墓参りのマナー

お彼岸になると、親族や親しい方のお墓参りに行くという方も多いのではないでしょうか。春と秋の2度迎えるお彼岸について、もともとの意味をご存知ですか。今回は、お彼岸の由来や、お墓参りのマナーについてご説明します。ぜひ墓前にお供えをして静かに手を合わせ、故人に感謝や近況を伝えましょう。


お彼岸になると、親族や親しい方のお墓参りに行くという方も多いのではないでしょうか。春と秋の2度迎えるお彼岸について、もともとの意味をご存知ですか。今回は、お彼岸の由来や、お墓参りのマナーについてご説明します。

お彼岸は、日本独自の考え方

春秋の年2度のお彼岸は、春は春分の日、秋は秋分の日を中日として、前後3日間を入れた合計7日の期間を指しています。この期間はお墓参りをしたり、ぼたもちやおはぎをお供えしたりして過ごします。

彼岸とはご先祖さまが住む世界のこと。それに対して、わたしたちの生きている世界を此岸(しがん)と表現します。彼岸ははるか西にあるとされ、太陽が真西から上り真東に沈む春分の日・秋分の日には、彼岸と此岸が最も近づくと考えられてきました。

そのため、彼岸はご先祖さまへの思いが通じやすい日であり、供養によって自分も無事に彼岸にたどり着くことができる、とお墓参りが行われるようになったのです。実はこのお彼岸は日本だけのもので、タイやインドなど、ほかの仏教国にはない行事です。

春のお彼岸・秋のお彼岸に大きな違いはない

春のお彼岸と秋のお彼岸は季節以外に大きな違いはありません。春にはぼたもち、秋にはおはぎをお供えしますが、こちらも、作り方は同じです。一般的には牡丹(ぼたん)の花が咲く春はぼたもち、萩(はぎ)の季節である秋はおはぎと、呼び名を変えているのです。

春のお彼岸にお供えするおすすめの花

お墓参りといえば菊を供えることが多いのですが、菊以外はだめという決まりはありません。春のお彼岸なら、季節に咲くフリージア(画像)やガーベラ、カーネーション、スズランなどがおすすめです。見た目が優しげな印象の花が好ましいとされています。

また、故人が好きだった花もお供えとして適していますが、トゲがある花や、香りが強い花は避けるようにしましょう(地域によっては花が決められていることもあります)。

お墓にお花を供える際には、左右2つの花立てに左右対称に見えるように飾ります。それぞれ、3本以上の奇数本を挿すのが一般的です。

お供え物のマナーとは

墓前にお供えした花や飲食物はどうするのが良いのでしょうか。ここでは一般的なお供え物のマナーをご紹介します。

生花は持ち帰り、自宅に飾る

生花は虫がつきやすく、枯れると散らかるため、その日のうちに持ち帰るか、近日中に再訪できるならばその時に処分しましょう。寺や霊園によっては、花が傷んできたら担当者が処分してくれるところもあります。

持ち帰ったお花を仏壇に供えることは「一度祖先に差し上げた供物を、再び供える」という失礼にあたる行為なので、避けたほうが良いでしょう。花瓶に入れ玄関や居間などに置いて、自分用として飾るようにします。

飲食物は置いたままにしない

墓前の飲食物をそのままにすると、鳥や動物に荒らされたり傷んだりして衛生上よくないので、持ち帰るのがマナーです。

持ち帰ったお供え物は、ありがたくいただくのがおすすめです。お供え物を食べることは供養につながると考えられており、また、神さまから力を授かることができるともいわれています。

墓前でお供物を食べることも、故人と同じ食卓を囲む供養のひとつと考えられているので、マナー違反にはあたりません。ただし、周りにほかの墓参客が多くいる、スペースに余裕がないという場合には持ち帰るのがおすすめです。

春分の日は毎年少し異なりますが、毎年3月20日あたりに定められます。ふだんはなかなか時間がとれないという方も、お彼岸は墓参するのによい機会です。ぜひ墓前にお供えをして静かに手を合わせ、故人に感謝や近況を伝えましょう。

関連する投稿


散策|新緑の時期に歩きたい、自然豊かな観光地5選

散策|新緑の時期に歩きたい、自然豊かな観光地5選

ゴールデンウィークから初夏にかけては、陽気に誘われて過ごしやすい時季です。そこで今回は、これまでご紹介してきた旅記事のなかで、「丸山千枚田」「奥入瀬渓流」「尾瀬国立公園」などの、新緑が美しい自然豊かな観光地や散策ルートをご紹介します。


日常生活マナー|いまさら聞けない、クレジットカードの使い方

日常生活マナー|いまさら聞けない、クレジットカードの使い方

キャッシュレス決済を利用する方が増えるなか、最も使用されているのがクレジットカード。しかし、これまでクレジットカードをあまり使用されていなかった方や、これからクレジットカードの使用を考えている方には分からないことも多いのではないでしょうか。そこで今回は、いまさら聞けないクレジットカードの使い方や、注意したいポイントについてご紹介します。


語源・由来|「お雑煮」「羽根つき」 正月にまつわるめでたい由来

語源・由来|「お雑煮」「羽根つき」 正月にまつわるめでたい由来

季節ごとの習わしや行事食は多々あれど、中でもお正月にまつわるものは、多く現代に残っています。今は簡略化されてしまって、そもそもの由来に思いを馳せることは少なくなっているかもしれません。今回は「お雑煮」と「羽根つき」が始まった理由や、言葉の意味をご紹介します。


イベント事のマナー|年の前半の締めくくり「夏越の祓」で、後半も健やかに

イベント事のマナー|年の前半の締めくくり「夏越の祓」で、後半も健やかに

6月の終わりに行われる「夏越の祓(なごしのはらえ)」は、半年分の穢れを祓って夏を迎え、残りの半年を健やかに過ごすための神事。日本各地の神社で行われ、基本的にどなたでも参列できます。今回は、年の前半の締めくくりである夏越の祓について、また、茅の輪(ちのわ)くぐりのふるまい方についてご紹介します。


散策|美しい渓流や苔に癒やされる川沿い散策「奥入瀬渓流」(青森県)

散策|美しい渓流や苔に癒やされる川沿い散策「奥入瀬渓流」(青森県)

十和田八幡平国立公園(青森県)を代表する景勝地のひとつが「奥入瀬(おいらせ)渓流」です。十和田湖から流れ出る奥入瀬渓流は、国指定の特別名勝、天然記念物にも指定されています。四季折々の自然が満喫でき、遊歩道もしっかり整備されています。高村光太郎作の乙女の像でも知られる十和田湖と合わせての散策がおすすめで、ガイド付きのネイチャーツアーも開催されています。「星野リゾート奥入瀬渓流ホテル」で大人で優雅なリゾートも楽しめます。


最新の投稿


健康メニュー|おいしく健康に 「ミックスナッツ」の選び方

健康メニュー|おいしく健康に 「ミックスナッツ」の選び方

スーパーやコンビニなどで手軽に購入できるミックスナッツは、商品によってナッツの種類や数が異なります。健康効果を期待してミックスナッツを選ぶには、それぞれのナッツの栄養素を参考にしてみましょう。本記事では、ミックスナッツを選ぶ際に知っておきたい定番ナッツや変わり種ナッツの栄養素を解説します。


健康メニュー|「きのこ」が骨を強くする! 秋冬に知っておきたいきのこの豆知識

健康メニュー|「きのこ」が骨を強くする! 秋冬に知っておきたいきのこの豆知識

気温も湿度も低くなり、風邪などの感染症に気をつけたい秋冬。そこで頼りになるのが身近な食材「きのこ」です。きのこには骨を丈夫にする、免疫力アップ、安眠サポートなど、健康にうれしい働きがたっぷり。さらに、調理前のひと工夫で、栄養やおいしさをぐんと引き出せます。


健康メニュー|おばんざいと京野菜

健康メニュー|おばんざいと京野菜

京都の料理のひとつとして知られているのが、「おばんざい」です。今回は、伝統的な京野菜をはじめとした野菜たっぷりのヘルシーメニューがそろうおばんざいの概要、おばんざいに欠かせない京野菜の種類についてご紹介します。


健康メニュー|甘酸っぱくて食が進む!「南蛮漬け」 &かんたん南蛮酢のレシピ

健康メニュー|甘酸っぱくて食が進む!「南蛮漬け」 &かんたん南蛮酢のレシピ

甘酸っぱくてしっかりした味わいが特徴の「南蛮漬け」。揚げた魚や野菜を甘酢に漬け込んだ料理は、できたてでも冷やしてもおいしく、日持ちもするため作り置きにも最適です。今回は、南蛮漬けの歴史や名前の由来、健康効果、そして南蛮酢のかんたんな作り方と使い方をご紹介します。


健康メニュー|きめ細かく芳醇な味わい 飛騨牛

健康メニュー|きめ細かく芳醇な味わい 飛騨牛

岐阜県で生産されている飛騨牛は、数あるブランド牛の中でも高い知名度を誇ります。今回は、飛騨牛の基本情報と特徴、おすすめの味わい方を解説します。