健康食品、自然派化粧品、美味しい食品なら世田谷自然食品

世田谷自然食品公式SNS

LINE連携でもっと便利に!

マイページへのログインがかんたんに!
おトクな情報、お知らせも定期的にお届け!

閉じる
世田谷自然食品がお届けする「せたがや日和」
イベント事のマナー|小正月の「どんど焼き」で1年の無病息災を祈る

イベント事のマナー|小正月の「どんど焼き」で1年の無病息災を祈る

お正月気分が抜け始める頃、小正月に行われる行事「どんど焼き」、子どもの頃に参加したことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。各家庭から持ち寄った、しめ縄飾りや門松などの正月飾りや、昨年のお守りやお札を燃やす「どんど焼き」は、1年間の無病息災を祈る地域の行事です。今回は、どんど焼きのご利益や、マナーなどについてご紹介します。


お正月気分が抜け始める頃に行われる行事「どんど焼き」、子どもの頃に参加したことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。各家庭から持ち寄った正月飾りを燃やすどんど焼きは、1年間の無病息災を祈る地域の行事です。今回は、どんど焼きのご利益やマナーなどについてご紹介します。

小正月の火祭り「どんど焼き」

どんど焼きは1月15日(地方によって1月14日など)に行われる火祭りのことです。竹やワラ、杉の葉で小屋ややぐらを作り、その年に飾った門松やしめ縄などを持ち寄って一緒に燃やし、団子や餅を焼いて食べるのが習わしです。どんど焼きは、地方によって左義長(さぎちょう)、どんと焼き、とんど、さいと焼き、お焚き上げなど、さまざまな呼び方があります。

どんど焼きには、「厄払い・無病息災・豊作祈願」「年神を見送る」といった意味があります。年神とは毎年正月に各家に訪れる神のことです。詳しくは、下記の記事も参考にしてみてください。

旧暦の正月にあたる1月15日は、「大正月」と呼ばれる元旦に対して「小正月(こしょうがつ)」と呼ばれます。小正月にはどんど焼き以外にも、家族の健康を祈って小豆がゆを食べたり、餅花(小さく丸めた餅や団子を木の枝につけたもの)を飾り豊作を祈ったりする行事が残っています。

どんど焼きのご利益

「これから過ごす新しい年が、よい年でありますよう」という気持ちは、いつの時代でも変わらない人々の願いではないでしょうか。お正月の締めの行事ともいえるどんど焼きには、以下のようなご利益があると言い伝えられています。

・ 竹が燃える際に、大きな音で爆ぜると鬼が逃げる
・ どんど焼きの火にあたると、その年は病気にならない
・ どんど焼きで焼いた餅を食べると、虫歯にならない、災厄を免れる
・ 火にくべた書き初めが高く舞い上がると字がうまくなる、学業が成就する

どんど焼きで燃やせるもの・燃やせないもの

どんど焼きで燃やすものは、しめ縄飾りや門松などの正月飾り、昨年のお守りや御札類、書き初めやだるまなどが挙げられます。ただし、地域によっては「正月飾りのみ」「だるまを燃やすのは縁起がよくない」とするところもありますので、参加する際には主催側の注意事項を確認しておくことが大切です。

また、環境面に配慮して、燃やすものにビニールやプラスチック、針金などが使われている場合には、事前に取り除いておきましょう。

場所の確保が困難であったり、子どもが少なくなったり……といった事情から、どんど焼きを行う地域は少なくなりました。しかしその一方で、伝統行事を残したいと簡略化して実施する地域や、復活を目指す自治体もみられます。調べてみると意外と近隣で行われているかもしれません。お住まいの地域でどんど焼きが行われていないか、一度調べてみてはいかがでしょうか。

関連する投稿


散策|新緑の時期に歩きたい、自然豊かな観光地5選

散策|新緑の時期に歩きたい、自然豊かな観光地5選

ゴールデンウィークから初夏にかけては、陽気に誘われて過ごしやすい時季です。そこで今回は、これまでご紹介してきた旅記事のなかで、「丸山千枚田」「奥入瀬渓流」「尾瀬国立公園」などの、新緑が美しい自然豊かな観光地や散策ルートをご紹介します。


日常生活マナー|いまさら聞けない、クレジットカードの使い方

日常生活マナー|いまさら聞けない、クレジットカードの使い方

キャッシュレス決済を利用する方が増えるなか、最も使用されているのがクレジットカード。しかし、これまでクレジットカードをあまり使用されていなかった方や、これからクレジットカードの使用を考えている方には分からないことも多いのではないでしょうか。そこで今回は、いまさら聞けないクレジットカードの使い方や、注意したいポイントについてご紹介します。


語源・由来|「お雑煮」「羽根つき」 正月にまつわるめでたい由来

語源・由来|「お雑煮」「羽根つき」 正月にまつわるめでたい由来

季節ごとの習わしや行事食は多々あれど、中でもお正月にまつわるものは、多く現代に残っています。今は簡略化されてしまって、そもそもの由来に思いを馳せることは少なくなっているかもしれません。今回は「お雑煮」と「羽根つき」が始まった理由や、言葉の意味をご紹介します。


イベント事のマナー|年の前半の締めくくり「夏越の祓」で、後半も健やかに

イベント事のマナー|年の前半の締めくくり「夏越の祓」で、後半も健やかに

6月の終わりに行われる「夏越の祓(なごしのはらえ)」は、半年分の穢れを祓って夏を迎え、残りの半年を健やかに過ごすための神事。日本各地の神社で行われ、基本的にどなたでも参列できます。今回は、年の前半の締めくくりである夏越の祓について、また、茅の輪(ちのわ)くぐりのふるまい方についてご紹介します。


散策|美しい渓流や苔に癒やされる川沿い散策「奥入瀬渓流」(青森県)

散策|美しい渓流や苔に癒やされる川沿い散策「奥入瀬渓流」(青森県)

十和田八幡平国立公園(青森県)を代表する景勝地のひとつが「奥入瀬(おいらせ)渓流」です。十和田湖から流れ出る奥入瀬渓流は、国指定の特別名勝、天然記念物にも指定されています。四季折々の自然が満喫でき、遊歩道もしっかり整備されています。高村光太郎作の乙女の像でも知られる十和田湖と合わせての散策がおすすめで、ガイド付きのネイチャーツアーも開催されています。「星野リゾート奥入瀬渓流ホテル」で大人で優雅なリゾートも楽しめます。


最新の投稿


健康メニュー|朝食をちょっとした工夫でヘルシーに

健康メニュー|朝食をちょっとした工夫でヘルシーに

朝食は、1日のスタートを切るための大事な栄養源です。できるだけ栄養バランスのとれたヘルシーメニューを摂りたいものですが、毎朝続けるのはなかなか難しいと感じている方は多いのではないでしょうか。今回は、少しの工夫で朝食をヘルシーにするコツをご紹介します。


楽しいコミュニケーションで心身の健康アップ!

楽しいコミュニケーションで心身の健康アップ!

コミュニケーションの大切さや、心身の健康維持に効果的なポイントをご紹介します。


健康メニュー|春の郷土寿司、全国津々浦々の美味しさを訪ねて

健康メニュー|春の郷土寿司、全国津々浦々の美味しさを訪ねて

春の旬の食材が味わえる「郷土寿司」。古くから保存食としてや、お祭りやお祝いの席で食べられてきた趣のある料理で、地域ごとにさまざまな個性を持っています。今回は、長く愛され続けてきたその歴史や味わいについて詳しくご紹介します。


健康習慣|毎月違う品種が開花する、花の女王「バラ」を愛でる

健康習慣|毎月違う品種が開花する、花の女王「バラ」を愛でる

華やかで愛情を表現する花の代表格といえる「バラ」。バラは5~6月に咲くのが一般的ですが、品種によっては1年を通して楽しめるのも特徴です。今回は、バラが咲く時期やバラの花言葉、さまざまな健康効果も期待できるバラ茶やバラの香りについてご紹介します。


健康メニュー|旬の食材をあしらい、四季を感じる「お吸い物」

健康メニュー|旬の食材をあしらい、四季を感じる「お吸い物」

日々の食卓を彩る、上品な味わいの「お吸い物」。起源は奈良時代まで遡り、当時の文献にはお吸い物の元となった「羹(あつもの)」の記載が残っています。室町時代には「吸い物」と呼ばれるようになり、江戸時代には具材の数が増え、季節ごとに趣向を凝らしたお吸い物が登場したといわれています。今回はお吸い物の基本から主役となる具材、お吸い物をいただくマナーをご紹介します。