健康習慣|「モロヘイヤで夏バテ対策」 栄養豊富で和食に合う!
モロヘイヤが日本で栽培されるようになったのは1980年代ごろ。しかし、数十年たった今でも、日本人にとってはまだまだ「なじみの薄い野菜」かもしれません。でも実は、くせがないので食べやすく和食に合い、栄養が豊富で夏バテ対策にも効果的なので、旬の季節である夏にぜひ食卓に並べたい野菜なのです。
モロヘイヤが日本で栽培されるようになったのは1980年代ごろ。しかし、数十年たった今でも、日本人にとってはまだまだ「なじみの薄い野菜」かもしれません。でも実は、くせがないので食べやすく栄養が豊富で、旬の季節である夏にぜひ食卓に並べたい野菜なのです。
王様の野菜と讃えられる「モロヘイヤ」とは
モロヘイヤのルーツは、エジプトを中心とする中近東地域。その名の由来もアラビア語で“王家の野菜”を意味する「ムルキーヤ」だといわれています。モロヘイヤが重宝される理由となったのが、群を抜いて豊富な栄養素。ほうれん草や小松菜の数倍も含まれるというベータカロテンやカルシウムをはじめ、普段の生活で不足しがちな鉄、ビタミンなどの栄養素、オクラの“ネバネバ成分”として知られる水溶性食物繊維のペクチンも含まれています。
なかでもベータカロテンには強い抗酸化作用があるとされ、疲労のもととなる活性酸素を抑えてくれます。さらにそのベータカロテンの一部は、目の健康維持や皮膚・粘膜の免疫力向上などの働きをもつビタミンAとなり、健康な粘膜はウィルスや病原体の侵入を防いでくれます。皮膚の代謝も高まりますので、美肌効果も期待できます。加えて、ペクチンは胃を保護してくれる働きも持っているので、まさにモロヘイヤは食欲が落ち込みがちな夏バテ予備軍にピッタリの食材なのです。
お手軽!モロヘイヤでササッともう一品レシピ集
モロヘイヤはクセがなく、和食の食材とも相性ピッタリ。さっそく、今晩のおかずにすぐ加えられる「モロヘイヤ」の食べ方をいくつかご紹介します。
1.モロヘイヤ納豆(写真)
モロヘイヤは刻むと粘りが出てきますので、ネバネバ食材との組み合わせが定番。モロヘイヤをサッとゆでて細かく刻み、そのまま納豆と和えてできあがり。オクラや山芋などと組み合わせてもおいしいですよ。
2.モロヘイヤの和えもの
白和え、ごま和え、ピーナツ和えなど、青菜の合う和えものならモロヘイヤもおすすめ!こちらも、サッとゆでてから和えましょう。ネバネバのおかげで水っぽくなりにくいのもポイントです。
3.モロヘイヤのおみそ汁
おみそ汁には、別ゆでせずにそのまま加えてOK。とろみが出て体が温まるので、冷房の効き過ぎで体が冷えているときにもおすすめです。
4.モロヘイヤの卵焼き
卵焼きなら彩りもよく、お弁当にも入れやすいですね。しらす、ツナなどの具と組み合わせてもおいしく食べられます。モロヘイヤはあらかじめ1分ほどゆでるか、電子レンジで40秒ほど加熱して刻んでおきましょう。
5.モロヘイヤのおひたし
モロヘイヤには醤油や鰹節がよく合うので、シンプルなおひたしも、おいしくいただけますよ。
ゆでたりレンジで加熱する場合は、ペクチンやビタミンなどの熱に弱い栄養を損なわないようサッと手早くが基本。ただ、一概に「加熱は避けるべき」というわけではありません。モロヘイヤを加熱したり油と合わせるとベータカロテンの吸収がよくなりますから、温かいメニューもおすすめです。ぜひ、いろいろな調理法でお試しください。
家庭菜園のモロヘイヤは、食べる部分にご注意!
育てやすいモロヘイヤは家庭菜園の定番作物。ただし、モロヘイヤの“種”、“さや”、“発芽して間もない若い葉”には、めまいや嘔吐を引き起こすとされる成分が含まれています。このことから、家庭菜園で育てたモロヘイヤは、種やさや、若い葉の成分が含まれる可能性のある茎を避け、収穫期の葉のみを食べるようにしましょう。
ちなみに、食品として販売されているモロヘイヤの場合は、栽培管理により有害な成分を含まない状態で出荷されているので、茎まで食べてしまっても問題ありません。硬い茎を無理に食べる必要はありませんが、柔らかい部分は葉と一緒に食べてしまいましょう。
モロヘイヤは、豊富な栄養をとることができる、夏バテ対策の強い味方!普段の食事で日常的に食べる習慣をつけられるといいですね。
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