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イベント事のマナー|お歳暮 感謝の心がこもった年末ならではの贈り物

イベント事のマナー|お歳暮 感謝の心がこもった年末ならではの贈り物

秋が深まってくると、気になりはじめる年末年始。特に忙しい年末は早めに準備をはじめたいものです。年末に際し、1年間お世話になった方へのお礼の気持ちを込めて贈るのが「お歳暮」です。今回は、年末に向けて役立つお歳暮の概要やマナーについて、ご紹介します。


秋が深まってくると、気になりはじめる年末年始。特に忙しい年末は早めに準備をはじめたいものです。今回は、年末に向けて役立つお歳暮の概要やマナーについて、ご紹介します。

その年にお世話になった方へのお礼の贈り物

お歳暮とは、年末に際し、1年間お世話になった方へのお礼の気持ちを込めて贈るもの。お歳暮は、もともとお正月に先祖の霊を迎える「お御霊祭(おみたままつり)」のお供え物として送られていたのだそう。年末の贈り物ということもあって、正月を迎えるためのごちそうやその材料を贈るという慣習もあり、地域によっては今もその名残が見られます。

本来は直接持参するものだった

お歳暮はお礼のごあいさつですから、昔は、お世話になった方のお宅などに直接持参するものでした。現在はデパートなどから配送されるのが一般的ですが、会社から会社へ贈られる、ビジネス上のお歳暮などは、担当者が直接持参するといったケースも比較的多く見られるようです。

婚家から、お正月用の鰤や鮭を贈る慣習も

九州地方などでは、結婚して初めての年末に、女性の嫁ぎ先から実家へ鰤を1本丸ごと贈る「嫁ぶり」という慣習があります。これは「嫁としての働きぶりの良い娘さんです」という意味と鰤の言葉をかけた、婚家から実家へのお礼のごあいさつ。昔は鰤をいただく方もお膳を用意してもてなしたり、さばいた鰤を半分お返ししたりといったことがあったようです。

現代の「お歳暮」はどのようになっている?

関東は11月末から、関西は12月中旬から。年末ぎりぎりのお歳暮は慎重に

お歳暮を贈る時期には地域差があり、関東では11月末から年末まで、関西では12月中旬から年末までに贈られることが多いといわれます。これは「本来、正月事始め(お正月の準備をはじめる)とされる12月13日から年末までがお歳暮の時期の目安とされているが、関東では忙しい年末を避け、もっと早く贈るようになった」という説からきています。

たしかに、年末もあまり差し迫ってからの贈り物は、忙しいお相手にとっては迷惑になりかねません。一般的なお歳暮であれば、11月末~12月20日ごろに届くように贈るのが無難といえそうです。もちろん「嫁ぶり」のように、お正月用の生ものをお贈りする場合は、この限りではありません。

贈る場合はあいさつ状があるとより丁寧で◎

最近は熨斗(のし)を付けてもらい、品物を配送するだけという贈り方も増えていますが、より礼を尽くしたいお相手の場合は、1年間のお礼の気持ちを込めたあいさつ状を同封するとよいでしょう。贈り物よりも少し先に別便であいさつ状を送り、あらかじめ贈り物の到着を知らせておくといった方法も喜ばれます。メールなどすぐに連絡がとれるものも便利ですが、お手紙でのお知らせもより丁寧ですね。

お正月の準備に結び付いた贈り物という由来は、年末の行事ならではです。昔は現代よりも、お正月を迎えることを特別だと考える気持ちが強かったのかもしれません。毎年のお歳暮ですが、今年はちょっと趣向を凝らして、お正月を楽しく過ごせる品をお贈りしてみてはいかがでしょうか。

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