健康食品、自然派化粧品、美味しい食品なら世田谷自然食品

世田谷自然食品公式SNS

LINE連携でもっと便利に!

マイページへのログインがかんたんに!
おトクな情報、お知らせも定期的にお届け!

閉じる
世田谷自然食品がお届けする「せたがや日和」
野菜の豆知識|干し野菜を活用しよう 栄養価を凝縮、保存性も高まる

野菜の豆知識|干し野菜を活用しよう 栄養価を凝縮、保存性も高まる

空気が乾燥しがちな秋冬。お肌のうるおいが気になりますが、その一方で、栄養たっぷりの手作り干し野菜を作るには絶好の季節なのです。干すことによって野菜の栄養素は凝縮され、保存性も高まります。今回は、干し野菜作り方、干し野菜におすすめの野菜についてご紹介します。


空気が乾燥しがちな秋冬。お肌のうるおいが気になりますが、その一方で、栄養たっぷりの手作り干し野菜を作るには絶好の季節なのです。今回は、干し野菜のメリットや作り方、干し野菜におすすめの野菜について、ご紹介します。

ひと手間かけるとどうなる?干し野菜のメリット3つ

干し野菜とは、干して水分を飛ばした野菜のことです。市販品のなかには、機械を使うなどして乾燥させたものも見られますが、家庭では天日に干すのが一般的。トマトなど水分が多いものには、補助的にオーブンを使って干すこともあります。
また1~2日だけ干して、水分が抜けきらない状態ですぐに使う「セミドライ」と、4~5日からそれ以上かけてカラカラに干す「ドライ」の2種類が使い分けられています。
それでは、普通の野菜と違って、干し野菜にあるメリットを見ていきましょう。

メリット1:栄養を効率よく摂れ、塩分カットにもつながる

天日に干すことで、野菜に含まれるビタミンや鉄分、カルシウムが増えるといわれています。また、さまざまな野菜で栄養が豊富だといわれる皮の部分も、むかずに干すことで食べやすくなります。水分が抜けることでかさが減るので、よりたくさんの量を食べることができ、栄養が摂れます。
さらに、野菜本来の味が凝縮されて、うま味や甘みが濃くなるのも魅力的です。干しシイタケのように、干し野菜自体から出汁を取って調理することもあるほど、調味料の量を減らせて塩分カットにつながります。

メリット2:保存期間を延ばすことで、食品ロス軽減に

干し野菜の保存方法や保存期間は野菜の種類によりますが、ドライの干し野菜の場合はおおむね生よりも保存期間が延び、4日間~1ヶ月ほど保存できます。このため、使いきれない生野菜をそのままにしておくと傷んで捨てるしかなくなりますが、干し野菜にしておけば「後から使う」という選択肢が出てきます。ただし、保存を目的としないセミドライの場合は、生と同じ程度の保存期間となりますのでご注意ください。
また、普段はあまり食用されないニンジンや大根などの葉の部分も、干し野菜にすれば食べやすくなりますよ。

メリット3:調理が簡単になる

切ってから干す干し野菜は、下ごしらえが要らないので調理の時短に役立ちます。セミドライはそのまま使えますし、ドライも汁物などに使う場合は水で戻す必要がないので、より便利です。

基本は切って干すだけ!干し野菜の作り方

作り方1:洗って水気を切り、使いたい形にカット
水気が残ったまま干すと、乾燥しにくくカビの原因にもなります。切り方は使いたいメニューなどに合わせてみてください。薄切り、細切りは乾燥しやすくなりますが、乱切りや厚めの切り方などは薄切りや細切りと比べて乾燥時間や日数がかかります。


作り方2:ざるやネットに並べ、日当たりと風通しのよい場所で干す

切った野菜を重ならないように、できれば間隔を広めに並べ、庭やベランダ、窓辺などの日が当たって風が通りやすい場所で干します。ざるを広げる場所がなかったり、鳥や猫などのいたずらが心配な場合は、ファスナー付きでつるすタイプの干しものかごを使うのがおすすめです。


作り方3:数日干す場合は毎日取り込む
ドライの干し野菜など、1日で乾燥しきれない場合は、日が落ちたら取り込むようにしましょう。出しっぱなしにすると、夜露などで湿気が戻ってしまいます。

初めてでも失敗なし!干し野菜におすすめの野菜は?

おすすめ野菜1 大根

大根は、細切りにして切り干し大根に、いちょう切りでみそ汁の具に、輪切りの干し大根で煮物にと、干しやすく応用範囲も広いのが特徴です。ちなみに、ニンジン、ゴボウなど根菜類はどれも扱いやすいのでおすすめです。

おすすめ野菜2 なす

なすは、干すと歯ごたえや味わいが強くなり、調味料の味しみもよくなります。ちなみになすと同じ果菜類のトマトも、干すと甘みが増しておいしくなります。

おすすめ野菜3 シイタケ

干しシイタケはビタミンDと食物繊維が増え、歯ごたえも強まります。もちろん、出汁を取るのにも使えます。ほかにも、きのこ類全般が干しやすく、初めての方にもおすすめです。

栄養面や保存性だけでなく、味や食感も独特な干し野菜。おいしくて健康的で無駄もない干し野菜を、ぜひ食卓に取り入れてみてください。

関連する投稿


健康メニュー|旬の食材をあしらい、四季を感じる「お吸い物」

健康メニュー|旬の食材をあしらい、四季を感じる「お吸い物」

日々の食卓を彩る、上品な味わいの「お吸い物」。起源は奈良時代まで遡り、当時の文献にはお吸い物の元となった「羹(あつもの)」の記載が残っています。室町時代には「吸い物」と呼ばれるようになり、江戸時代には具材の数が増え、季節ごとに趣向を凝らしたお吸い物が登場したといわれています。今回はお吸い物の基本から主役となる具材、お吸い物をいただくマナーをご紹介します。


健康メニュー|頭に体にだんぜんヘルシー! 手軽に魚料理を取り入れるコツ

健康メニュー|頭に体にだんぜんヘルシー! 手軽に魚料理を取り入れるコツ

魚を食べることは体にいいと分かっているのに、調理の手間や骨が苦手といった理由で敬遠する方も多いよう。実際、どの世代でも性別に関わらず魚の摂取量は減少しています。そんな今だからこそ知ってほしい、魚を食べることのメリットや、手軽に食事に魚を取り入れるコツをご紹介。今より少しだけ魚を食べることからはじめましょう!


野菜の豆知識|おいしい柑橘のキーワード「タンゴール」って知ってる?

野菜の豆知識|おいしい柑橘のキーワード「タンゴール」って知ってる?

柑橘類にはさまざまな品種がありますが、みかんやオレンジという異なる品種をかけ合わせた「タンゴール」は、それぞれの柑橘類の特徴を持ち合わせた柑橘類です。今回は、タンゴールの基本と代表的なタンゴールについて解説します。


健康メニュー|忙しい新生活の味方!冷凍弁当・惣菜活用法

健康メニュー|忙しい新生活の味方!冷凍弁当・惣菜活用法

入学、入社、転勤、一人暮らし……初めてのことばかりで、何かと忙しい新生活。今回は、そんな忙しい時の味方、手軽においしく、栄養たっぷりのご飯が食べられる冷凍弁当・惣菜の活用法をご紹介します。


健康メニュー|ひなあられ、東西で違うってホント?

健康メニュー|ひなあられ、東西で違うってホント?

女の子の健やかな成長を願う3月3日の桃の節句には、ひな人形とともにお供えするお菓子のひとつとして「ひなあられ」があります。同じようにお供えする桜もちが地域によって違いがあるのと同様、ひなあられにも東西で大きな違いがあることをご存じですか?今回は、ひなあられの東西の違いとあられとおかきの違い、地域で親しまれているひな祭りのお菓子をご紹介します。


最新の投稿


健康メニュー|旬の食材をあしらい、四季を感じる「お吸い物」

健康メニュー|旬の食材をあしらい、四季を感じる「お吸い物」

日々の食卓を彩る、上品な味わいの「お吸い物」。起源は奈良時代まで遡り、当時の文献にはお吸い物の元となった「羹(あつもの)」の記載が残っています。室町時代には「吸い物」と呼ばれるようになり、江戸時代には具材の数が増え、季節ごとに趣向を凝らしたお吸い物が登場したといわれています。今回はお吸い物の基本から主役となる具材、お吸い物をいただくマナーをご紹介します。


不用品処分 環境にもお財布にもやさしく!

不用品処分 環境にもお財布にもやさしく!

引っ越し時や家電製品の買い替えなど、不用なものが発生した時に困るのが、処分方法ではないでしょうか。不用品の処分は品目によって方法が異なり、業者を利用するなどの方法もあります。そこで今回は、家庭で発生した不用品の処分方法について解説します。


健康メニュー|頭に体にだんぜんヘルシー! 手軽に魚料理を取り入れるコツ

健康メニュー|頭に体にだんぜんヘルシー! 手軽に魚料理を取り入れるコツ

魚を食べることは体にいいと分かっているのに、調理の手間や骨が苦手といった理由で敬遠する方も多いよう。実際、どの世代でも性別に関わらず魚の摂取量は減少しています。そんな今だからこそ知ってほしい、魚を食べることのメリットや、手軽に食事に魚を取り入れるコツをご紹介。今より少しだけ魚を食べることからはじめましょう!


さまざまな桜の品種、いくつ覚えている?

さまざまな桜の品種、いくつ覚えている?

日本人にとって身近な桜。実は、桜の種類は数百種にものぼることをご存じでしょうか。広く知られる品種に「ソメイヨシノ(染井吉野)」、「ヤエザクラ(八重桜)」、「シダレザクラ(枝重桜)」などがありますが、その他は、あまりなじみがないのではないでしょうか。今回は、名前は知られていなくても、街角や観光地などに咲く桜をご紹介します。


脂質は大事な栄養素 見直そう!からだにイイあぶらの選び方

脂質は大事な栄養素 見直そう!からだにイイあぶらの選び方

肥満のもと、健康の敵と、なにかと悪者にされがちな「あぶら(脂質)」。しかし、生きていくために欠かせない栄養素でありむやみに断ってしまうと健康に悪影響をおよぼします。最近はエゴマ油、アマニ油など体にいいと注目されている食用油もあります。あぶらの性質や効果を学び、美味しく健康的に摂り入れましょう。