健康食品、自然派化粧品、美味しい食品なら世田谷自然食品

世田谷自然食品公式SNS

LINE連携でもっと便利に!

マイページへのログインがかんたんに!
おトクな情報、お知らせも定期的にお届け!

閉じる
世田谷自然食品がお届けする「せたがや日和」
健康習慣|ホルモン量に注目する 健康維持や生活の質を意識して

健康習慣|ホルモン量に注目する 健康維持や生活の質を意識して

ホルモンとは、体内で生成され、体の特定の器官や組織に対して働く微量の化学物質のことをいい、発見されているものだけでも100種類以上あります。今回は、健康を維持するための「ホルモン」の、年齢による変化や対処法をご紹介します。


ホルモンとは、体内で生成され、体の特定の器官や組織に対して働く微量の化学物質のことをいい、発見されているものだけでも100種類以上あります。今回は、健康を維持するための「ホルモン」の年齢による変化や対処法をご紹介します。

健康な生活を維持するために注目したいホルモンは?

多種多様なホルモンの中でも、健康維持や生活の質に関わるホルモンの主な種類を見ていきましょう。

生活の質を高める男性ホルモン

「男性ホルモン」はやる気や根気、筋力、骨量、意欲、記憶力、性欲など日常生活の質を高めるために重要な働きをしていて、低下するとうつ病の原因にもつながります。また、男性ホルモンは女性の体内にもありますから、例えば、閉経後の女性に骨粗しょう症が起きやすいのは、男性ホルモン量の低下による骨量の低下が関わっているといわれています。

自律神経を整える女性ホルモン

「女性ホルモン」には妊娠・出産などに関する働き、肌や髪などを整え女性らしさを保つ働きに加えて、自律神経を整える働きがあります。これは、女性ホルモンの分泌量の調整を司っている脳の一部である、視床下部が自律神経や内分泌系、免疫系、感情などにも関わっているためです。例えば更年期障害は、加齢によって女性ホルモンの分泌が大きく減り、自律神経などに悪影響が出てしまうことで、引き起こされます。

体の回復に欠かせない睡眠ホルモン・成長ホルモン

「睡眠ホルモン」は、体を休息・回復させる「副交感神経」を活性化させ、自然な眠気を生み出す作用を持っています。また、「成長ホルモン」は、骨や筋肉などを作る働きと共に、体内の物質をエネルギー化する“代謝”も司っています。

睡眠ホルモンについて詳しくは下記の記事も参考にしてみてください。

男性・女性ホルモンの元にもなるDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)

「若返りホルモン」とも呼ばれるDHEAは、免疫力を高める、糖尿病や動脈硬化など生活習慣病につながる症状を防ぐ、ストレスを和らげる、アルツハイマー型認知症を防ぐといったさまざまな働きを司っています。
また、男性ホルモン、女性ホルモンなどを含めた50種類以上のホルモンを作る元にもなります。ここまで紹介したホルモンの量を増やすためにも、DHEAの量は重要なポイントになってきます。

ホルモン量のバランスを保つ5つの生活習慣

本記事で紹介したいずれのホルモンも、加齢などによる不足を補い、バランスを保つための有効な対策は共通しています。5つのポイントに分けてご紹介しましょう。

ストレスをなるべく避ける、軽減する

DHEAは本来ストレスに対抗するホルモンでもありますが、過度にストレスを感じるとDHEAの分泌が妨げられてしまい、男性ホルモンや女性ホルモンのバランスにも関わってきます。仕事が忙しい時のストレスなどは避けがたいものですが、休憩を兼ねて、腹式呼吸でゆっくり呼吸を整えるだけでもストレス軽減になります。また、睡眠や食事、運動など、後述で紹介する生活習慣も効果的です。

睡眠をしっかりとり、朝型生活に

自律神経のリズムは本来、朝は活動的に、夜はリラックスして過ごすようになっています。睡眠不足はストレスが蓄積する原因にもなりますから、早寝早起きで朝型生活を心がけましょう。22時~2時の間に睡眠をとると成長ホルモンの分泌が増えるので、遅くとも23時くらいまでに就寝するのがおすすめ。

食事はよく噛み、血糖値を意識

食事はよく噛む、野菜から食べ始める、糖質を摂り過ぎない。こうした“血糖値の急な上昇を避ける”食べ方は、生活習慣病予防でもおなじみの食習慣ですが、実は消化器の働きを助けるなどして、DHEAの分泌を促す効果もあります。活性酸素を取り除く「抗酸化物質」を意識して摂るなど、バランスのとれた食事も重要です。

運動は筋トレなど軽いものを少しずつ

5~10分程度の筋トレや、早歩きのウォーキングなど、軽い負荷のかかる運動はDHEAや成長ホルモンなどの分泌を促します。ただし、激し過ぎる運動はストレスにつながりますので、一度にまとめて運動するのは望ましくありません。毎日時間を決めて取り組んだり、エスカレーターの代わりに階段を使うなど、日常生活の中で少しずつ体を動かす方向で考えておきましょう。

夜はぬるめのお風呂にゆっくりつかる

自律神経のリズムに合わせてリラックスできるよう、夜はぬるめのお風呂にゆっくりとつかるようにしましょう。熱いお湯やシャワーは活動的になる神経(交感神経)を刺激するので、朝シャキッとしたい時などに浴びるようにしたいですね。

ここでご紹介した生活習慣は、ホルモンのバランスを取るためだけでなく、毎日を健やかに過ごすためにも重要なものばかりです。まずは、ご自身が取り組みやすいものから、生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

関連する投稿


健康習慣|毎月違う品種が開花する、花の女王「バラ」を愛でる

健康習慣|毎月違う品種が開花する、花の女王「バラ」を愛でる

華やかで愛情を表現する花の代表格といえる「バラ」。バラは5~6月に咲くのが一般的ですが、品種によっては1年を通して楽しめるのも特徴です。今回は、バラが咲く時期やバラの花言葉、さまざまな健康効果も期待できるバラ茶やバラの香りについてご紹介します。


健康習慣|使い捨てカイロで風邪予防・冷え対策

健康習慣|使い捨てカイロで風邪予防・冷え対策

寒い季節に出番の多い使い捨てカイロですが、屋外で使うだけになっていませんか?カイロは風邪のひきはじめや、手足・おなか・全身の冷え緩和と幅広く使えます。最近は機能もアップしていますので、さまざまなシーンで役立ちます。体調のくずれ、冷え、疲れ、だるさなどに、カイロを使ってからだを養生することもできます。今回は、貼るタイプのカイロの活用法を中心にご紹介します。


健康法|喉からくる風邪に 喉がつらい時の対処法まとめ

健康法|喉からくる風邪に 喉がつらい時の対処法まとめ

秋から冬にかけては、日に日に乾燥が厳しくなります。この時期の風邪は、喉の痛みからはじまる方も多いもの。なかには、この季節になると、喉からくる風邪に悩まされている方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、喉の痛みがつらい時にすぐ試したい、さまざまな対処法やおすすめの生活習慣についてご紹介します。


健康習慣|「保湿」を見直して、乾燥する季節もうるおう肌へ

健康習慣|「保湿」を見直して、乾燥する季節もうるおう肌へ

「美容のため」というイメージが強い保湿ケア。きれいでいるために欠かせなお手入れですが、肌の乾燥が進んでしまうと美容はもとより健康面でも弊害が出てしまいます。乾燥すると肌が美しく見えないだけでなく、かゆみや湿疹などの症状に悩まされることもあります。今回は、健やかな美肌を守るための保湿について、見直したいポイントをご紹介します。


健康習慣|疲れ目・ドライアイに 今日からできるセルフケア

健康習慣|疲れ目・ドライアイに 今日からできるセルフケア

パソコンやスマホによる目の疲れや、涙の量が減少するドライアイ、慢性的な目の疲れによる眼精疲労など、増加する目のトラブルは現代病のひとつ。目の疲れが続くと、肩こりや頭痛などの症状も出てしまうので厄介です。今回はご自身でできる、目のセルフケアをご紹介します。


最新の投稿


健康メニュー|朝食をちょっとした工夫でヘルシーに

健康メニュー|朝食をちょっとした工夫でヘルシーに

朝食は、1日のスタートを切るための大事な栄養源です。できるだけ栄養バランスのとれたヘルシーメニューを摂りたいものですが、毎朝続けるのはなかなか難しいと感じている方は多いのではないでしょうか。今回は、少しの工夫で朝食をヘルシーにするコツをご紹介します。


楽しいコミュニケーションで心身の健康アップ!

楽しいコミュニケーションで心身の健康アップ!

コミュニケーションの大切さや、心身の健康維持に効果的なポイントをご紹介します。


健康メニュー|春の郷土寿司、全国津々浦々の美味しさを訪ねて

健康メニュー|春の郷土寿司、全国津々浦々の美味しさを訪ねて

春の旬の食材が味わえる「郷土寿司」。古くから保存食としてや、お祭りやお祝いの席で食べられてきた趣のある料理で、地域ごとにさまざまな個性を持っています。今回は、長く愛され続けてきたその歴史や味わいについて詳しくご紹介します。


健康習慣|毎月違う品種が開花する、花の女王「バラ」を愛でる

健康習慣|毎月違う品種が開花する、花の女王「バラ」を愛でる

華やかで愛情を表現する花の代表格といえる「バラ」。バラは5~6月に咲くのが一般的ですが、品種によっては1年を通して楽しめるのも特徴です。今回は、バラが咲く時期やバラの花言葉、さまざまな健康効果も期待できるバラ茶やバラの香りについてご紹介します。


健康メニュー|旬の食材をあしらい、四季を感じる「お吸い物」

健康メニュー|旬の食材をあしらい、四季を感じる「お吸い物」

日々の食卓を彩る、上品な味わいの「お吸い物」。起源は奈良時代まで遡り、当時の文献にはお吸い物の元となった「羹(あつもの)」の記載が残っています。室町時代には「吸い物」と呼ばれるようになり、江戸時代には具材の数が増え、季節ごとに趣向を凝らしたお吸い物が登場したといわれています。今回はお吸い物の基本から主役となる具材、お吸い物をいただくマナーをご紹介します。