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健康習慣|汗で肌がかぶれる「汗荒れ」を防ごう 「あせも」とは原因も対策も違う!

健康習慣|汗で肌がかぶれる「汗荒れ」を防ごう 「あせも」とは原因も対策も違う!

汗で肌がかゆくなると聞くと、「あせも」を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、あせもとは違う原因によって、肌のかゆみが起こってしまうこともあるのをご存じですか?今回は、汗によって肌がかぶれてしまう「汗荒れ」の原因、対策法をご紹介します。


汗で肌がかゆくなると聞くと、「あせも」を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、あせもとは違う原因によって、肌のかゆみが起こってしまうこともあるのをご存じですか?今回は、汗によって肌がかぶれてしまう「汗荒れ」の原因、対策法をご紹介します。

「あせも」は汗を出す“汗腺が詰まって”起こる

あせもは正式には汗疹(かんしん)といい、急に汗をかくことなどにより、汗腺(汗を出す器官)に汗が詰まることで起こります。汗腺に溜まった汗が皮脂や汚れによって炎症を起こし、皮膚にあせも特有の小さく赤い水ぶくれができるのです。あせもはかゆみを伴いますが、かきこわすと細菌に感染しておでき(あせものより)になってしまうこともありますので、注意が必要です。

「汗荒れ」は汗が“皮膚に入り込んで”起こる

一方の汗荒れは、実は肌かぶれの一種。乾燥や衣類などとの擦れ、肌を引っかくなど、皮膚本来のバリア機能が低下した状態に起こります。一度表面に出た汗がまた皮膚の内部に侵入し、炎症を起こすことによって、かゆみや赤みが発生するのです。あせもの点状の水ぶくれに対して、汗荒れの場合は面状に赤くなるのが特徴です。

つまり、汗荒れを防ぐポイントは “肌のバリア機能をキープする”ことと、“汗をかきっぱなしにしない”こと。続いては、具体的な対策について見ていきましょう。

今日から始める「汗荒れ」予防策

1. 適度に汗をかき、肌のバリア機能を高める

適度に汗をかくことは、汗腺を活性化させ、皮膚の乾燥を防いで、肌本来のバリア機能を高めることにつながります。軽い運動や半身浴などで適度に汗をかく習慣をつけるとともに、冷房の使い過ぎや冷たいものの摂り過ぎなどで汗腺を衰えさせてしまうのを避けましょう。ただし、一度に大量の汗をかくことは、体に必要な成分まで汗と一緒に流れ出てしまうことにつながりますから、注意が必要です。
詳しくは、下記の記事も参考にしてみてください。

2. 汗はこまめに流し清潔に。ただし洗い過ぎ、拭き過ぎはNG

皮膚表面に出た汗をそのままにしておくことで、皮膚内部へ侵入してしまいます。そこで、汗をかいたらできるだけシャワーや入浴などで流し、清潔な状態を保つようにしましょう。ただし洗い過ぎは乾燥の元ですから、1日に何度もボディーソープなどで洗うのは避けてください。また、乾いたタオルでゴシゴシ拭くのは肌を傷めかねませんから、やさしく押さえるようにして拭きましょう。
すぐにシャワーを浴びたりできない場合は、乾いたタオルではなく濡れタオルでやさしく汗を拭きとるのがおすすめです。

3. 肌の乾燥を防ぎ、保湿に心掛ける

目に見えて乾燥する冬には化粧品などで全身にわたって保湿をしていても、湿度の高い夏は特に保湿を重視していない人も多いのではないでしょうか。実は夏も、紫外線やエアコンの影響で肌が乾燥するため、決して油断できない季節なのです。乾燥は皮膚のバリア機能低下につながります。特にもともと肌が乾燥しがちな方は、夏でも保湿ケアをしっかりするとよいでしょう。

もし肌が汗荒れしてしまったら、かきむしったりして刺激しないように気をつけましょう。布で包んだ保冷剤を当てて冷やしたり、市販のかゆみ止めなどを塗ったりして、治まるのを待つことが大切です。かゆみや荒れ方がひどかったり、長引いたりする場合は、慢性化してしまわないよう早目に皮膚科を受診してくださいね。

大人の夏の肌トラブルというと、すぐ紫外線のことばかり考えてしまいがち。しかし、乾燥などから起こる汗荒れは、大人にとっても他人事とは言えないトラブルのひとつです。日頃から予防を意識し、もしもの時にはあせもと汗荒れ、どちらなのかもしっかり見極めて対策するようにしましょう。

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