健康メニュー|実は宇宙食!「柿の種」の雑学
「柿の種」と聞くと、果物の柿の種よりも、おやつやおつまみとして広く愛されている日本の米菓を連想する方が多いのではないでしょうか。今回は、米菓として定着した「柿の種」の誕生や名称の由来、ピーナッツが入っている理由など、柿の種にまつわるトリビアをご紹介します。
「柿の種」と聞くと、果物の柿の種よりも、おやつやおつまみとして広く愛されている日本の米菓を連想する方が多いのではないでしょうか。今回は、米菓として定着した「柿の種」の誕生や名称の由来、ピーナッツが入っている理由など、柿の種にまつわるトリビアをご紹介します。
柿の種の形は「うっかり」がはじまり
柿の種はおつまみやおやつとして幅広く親しまれている、ポピュラーな米菓。「柿の種」という名称から、果物の柿の種の形状をしていると思っていませんか?しかし、一般的な果物の柿の種は、実を切って見ても分かるように、米菓の柿の種のような細長い形状ではありません。
そもそも柿の種は1924年、新潟県長岡市にある浪花屋製菓というメーカーで生まれたものです。浪花屋では当時全て手作業で、薄くスライスして重ねた餅を金型で切り抜いてあられを作っていました。ところがある日、金型をうっかり踏みつぶしてしまったそうです。その踏みつぶして歪んだ金型であられを作ってみたところ、細長い半月型のあられができたのが、柿の種独特の形が生まれたきっかけだといわれます。
では、なぜ「柿の種」という名称なのかというと、柿の種発祥の浪花屋製菓がある新潟県の名産品「大河津(おおこうづ)柿」という柿がモデルとなった説があります。大河津柿は一般的な柿よりも細長でサイズが小さく、種も細長い品種です。このように、大河津柿の種の形が米菓「柿の種」の名称の由来となっているのです。
どうしてピーナッツが入っているの?
柿の種は、半月状の細長いあられと一緒にピーナッツが入っているのが定番です。最初は「うっかり」から生まれた柿の種は、最初からピーナッツとセットで販売されていたわけではありません。
柿の種にピーナッツが入るようになった理由は諸説ありますが、ひとつは1960年代、帝国ホテルの外国人向け酒場で提供されていたナッツに、日本らしいおつまみとして柿の種を加えたことだといわれています。その他にも、ピーナッツの需要が低迷した際に人気の高い柿の種に加えたという説、柿の種のかさ増しに使われたという説などがあります。
いずれにしても、香ばしい風味と楽しい食感のピーナッツは、柿の種との相性が抜群。ビールなどのおつまみにも最適です。
現在市販されている柿の種のピーナッツの割合は、柿の種とピーナッツが7:3、または6:4など、メーカーによって異なります。ピーナッツを別々に食べたり、ピーナッツなしの柿の種を選べたりするなど、好みに合わせてさまざまなタイプの柿の種を選べます。
実は宇宙食認定!いろんな柿の種
柿の種はスーパーやコンビニなどで購入できる、手軽に味わえるおやつやおつまみ。近年は定番の辛めのしょうゆ味の他、多彩なフレーバーやバリエーションが登場しています。梅味やわさび味、塩味などの他、地域限定のフレーバーやチョコがけ柿の種など、種類豊富な味を楽しめます。
そんな身近なお菓子の柿の種ですが、宇宙食のひとつになっていることはご存じでしょうか。柿の種のメーカーとしても有名な亀田製菓では、2014年より柿の種を宇宙食にするためのプロジェクトを開始し、2017年に宇宙食としてJAXAに認証されました。そして2020年、宇宙食の柿の種は実際に宇宙に渡り、当時宇宙ステーションに滞在中の野口聡一宇宙飛行士が食べています。宇宙食の柿の種には、パッケージに宇宙空間で飛び散らない工夫が施されており、賞味期限も1年6ヵ月と長いのが特徴。一般的な柿の種とほぼ同じ原料と製法で作られているので、柿の種の歯ごたえを宇宙空間でも楽しめます。
柿の種は定番ながら、バラエティ豊かな風味が味わえるお菓子です。世田谷自然食品の「特選おやつの定期便」では、9月に大粒柿の種などが入った「おかきセット」と、本場の味「長崎カステラ」をお届けします。
柿の種は、今やすっかり日本のおやつやおつまみの定番となっています。名前や作られた由来を紐解いてみると、意外な事実が分かるのではないでしょうか。柿の種を食べる時は、今回ご紹介したトリビアをぜひ思い出してみてください。
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