野菜の豆知識|夏を乗り切るパワーフード!「らっきょう」の底力
昔から健康食として親しまれてきた「らっきょう」には、夏バテや生活習慣病の予防にうれしい栄養が豊富。独特の爽やかな香りと食感で、さっぱりと食べやすく、暑さで疲れた体をシャキッとさせてくれます。今回はらっきょうが夏によい理由や、おすすめの食べ方をみていきましょう。
昔から健康食として親しまれてきた「らっきょう」には、夏バテや生活習慣病の予防にうれしい栄養が豊富。独特の爽やかな香りと食感で、さっぱりと食べやすく、暑さで疲れた体をシャキッとさせてくれます。今回はらっきょうが夏によい理由や、おすすめの食べ方をみていきましょう。
ジメジメと暑い時期の疲労回復に
らっきょうはユリ科の野菜で、ネギやニラ、ニンニクの仲間にあたります。漢方では「薤白(がいはく)」という生薬名で知られ、古くから胸の痛みや呼吸困難、心臓の不調などに用いられてきました。
特有のピリッとした辛みには体を内側からあたためる作用があり、古くから薬膳食材としても重宝されています。体内にこもった余分な水分の排出を促し、冷えやむくみの改善に役立つとされ、湿度も気温も高く、冷たいものを摂りすぎがちな夏にぴったりの食材です。
また、気(体をあたためるエネルギー)をめぐらせる作用もあるため、イライラや気分の落ちこみなど、「気がふさぐ」ような時に食べてみるのもよいでしょう。
さらに、らっきょうには消化機能を助け、腸の動きを活発にする作用もあります。夏は胃腸が疲れやすく食欲不振になりがちですが、そうした胃腸の不調の改善にも効果が期待できる食材です。
生活習慣病が気になる方にも
らっきょうに豊富に含まれるアリシンには、血液をサラサラにする作用があるとされ、生活習慣病の予防にも効果が期待されています。このアリシンは、玉ねぎやニンニクにも含まれる成分です。
また、らっきょうは食物繊維が豊富で、その量はごぼうの3~4倍ともいわれています。らっきょうに含まれる食物繊維は主に水に溶ける水溶性で、体内でゲル状になり、便を柔らかくして排便をスムーズにしたり、血糖値の急上昇を抑えたり、余分なコレステロールを吸着して排出を促したり、腸内でさまざまな役割を果たします。
このような作用によって腸内環境が整うと、便通の改善だけでなく、免疫力の向上や肌トラブルの予防など、全身の健康維持にもつながります。水溶性食物繊維は漬け汁にも含まれるため、らっきょうは漬け汁ごと摂取することで、その効果をより効率よく取り入れられるでしょう。
おいしく続ける! らっきょう活用法
定番の甘酢漬けは、さっぱりとした味わいで、食欲が落ちがちな夏にぴったりの副菜です。細かく刻んで冷ややっこやそうめんにトッピングすれば、いつものメニューに爽やかな風味と食感のアクセントを加えられます。
らっきょうに含まれるアリシンには、ビタミンB1の吸収を助ける作用があるため、豚肉などと一緒に食べることでスタミナ回復にも役立ちます。ポークカレーの付け合わせとしても相性抜群です。
ただし、らっきょうには強い殺菌成分も含まれているため、一度にたくさん食べるのは避けましょう。1日2~3粒程度を目安に適量を楽しむのがポイントです。特にほてりのある方や胃が弱い体質の方は、食べすぎに注意しましょう。
らっきょうは、夏の体調管理に心強い味方。血流促進や整腸作用、スタミナアップなど、さまざまな健康効果が期待できる一方で、食べすぎには注意が必要です。ご飯やお酒のお供に、毎日少しずつ取り入れて、夏を元気に乗り切ってくださいね。
世田谷自然食品では、ご飯がすすむ小さな副菜を「食卓の友」として豊富にご用意しています。「宮崎県産熟成甘らっきょう(2袋セット)」もそのひとつ。シャキシャキ食感の宮崎県産らっきょうを特製の甘酢にじっくりと漬け込み、隠し味のはちみつでまろやかに仕上げています。ぜひお試しください。
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