野菜の豆知識|「パプリカ」の旬はいつ? ピーマンとの違いは?
パプリカは赤や黄色などのカラフルで鮮やかな色と、青臭さのない甘い味わいが特徴の野菜です。日本の食卓でもよく見かけるようになり、近年ではすっかり定番の食材です。今回は、そんなパプリカの基本情報と含まれる栄養素、おすすめの食べ方や保存方法などについて解説します。
パプリカは赤や黄色などのカラフルで鮮やかな色と、青臭さのない甘い味わいが特徴の野菜です。日本の食卓でもよく見かけるようになり、近年ではすっかり定番の食材です。今回は、そんなパプリカの基本情報と含まれる栄養素、おすすめの食べ方や保存方法などについて解説します。
「パプリカ」とは? 実はトウガラシの仲間!
パプリカは、熱帯アメリカを原産とする、ピーマンやトウガラシと同じナス科トウガラシ属の野菜です。完熟してから収穫される点が、未熟なうちに収穫されるピーマンとの大きな違いです。100グラム以上の大きさ、かつ果肉が7~10ミリで完熟したものが、「パプリカ」と呼ばれています。
トウガラシの仲間であるパプリカには赤や黄色、オレンジ色とさまざまな色がありますが、辛さはまったくありません。ピーマンのような苦みや青臭さもなく、甘さと酸味が調和したフルーティーな味わいです。パプリカには、糖度が高く甘みが強い「フルーツパプリカ」もあり、いずれのパプリカも甘くジューシーな味で生食に適しています。
パプリカの栄養
パプリカはピーマンの仲間ですが、栄養面では大きく異なります。パプリカはピーマンの約2倍のビタミンC、約7倍のβ-カロテンを含んでおり、目や皮膚の健康を保つビタミンA、抗酸化作用により美肌や生活習慣病予防に効果的なビタミンEに加えて、カリウムやマグネシウム、リンなどのミネラルも含んでいます。
パプリカに含まれる栄養は色によっても異なり、赤パプリカは黄色やオレンジのパプリカよりもβ-カロテンやビタミンCが多く含まれています。
パプリカに多く含まれるビタミンCは熱に弱く、加熱すると壊れてしまいます。しかし、パプリカの場合は果肉が厚く、加熱しても栄養素が壊れにくいため、加熱しても栄養を摂取しやすいのが特徴です。
パプリカのおすすめの食べ方
甘くてジューシーな味わいのパプリカは、生のままでもおいしく食べられる野菜です。サラダなどに加えて生で食べる際も、オイル系のドレッシングと合わせるとβ-カロテンの吸収率を高められます。
前述したように、パプリカは加熱調理をしても栄養を損ねることなくおいしく食べられます。中でもおすすめが、オリーブオイルと調理する方法。パプリカをオリーブオイルで調理すればβ-カロテンの吸収率を高められる上、オリーブオイルに含まれるビタミンEも摂取できます。
パプリカの甘さを楽しむには、シンプルにそのまま焼くのがおすすめ。皮が黒くなるまでオーブントースターなどで焼き、皮をむいて食べてみましょう。じっくり加熱することでパプリカの甘みがアップし、また違った味が楽しめます。
おいしいパプリカの選び方・保存方法
おいしいパプリカを選ぶには、新鮮なものがベスト。表面にツヤとハリがあり、ヘタの切り口が鮮やかな緑色のパプリカは、新鮮な証拠です。シワがあったりヘタの切り口が変色していたりするもの、触った時にハリやみずみずしさがなくブヨっとした感触があるものは、鮮度が落ちているので避けましょう。
新鮮なパプリカを購入したらすぐに食べたいものですが、家庭で保存する際は、夏の暑い時期以外は常温での保存が可能です。しかし、乾燥に弱いパプリカは、そのままの状態では2日ほどで柔らかくなってしまいます。丸ごと冷蔵庫で保存する場合は、表面の水分を拭き取ってから1個ずつペーパータオルに包み、ビニール袋などの保存袋に入れて野菜室で保存しましょう。
加熱調理用にカットしたパプリカは、冷凍保存が可能です。種とヘタを取り除いてカットしたパプリカの水分を拭き取り、冷凍用保存袋に入れて冷凍室に保存します。冷凍したカット済みパプリカの使用期限は、1ヵ月ほどです。冷凍保存したパプリカは生食には向かないので、必ず加熱して食べましょう。
健康によい効果が期待できる栄養素が多く含まれるパプリカは、生食はもちろん、加熱しても栄養を摂取しながらおいしく食べられる野菜です。見た目にも鮮やかなパプリカを、さまざまなメニューで味わってみましょう。
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