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野菜の豆知識|「マンゴー」はなぜ“完熟”が貴重なの?

野菜の豆知識|「マンゴー」はなぜ“完熟”が貴重なの?

一昔前の日本では、珍しいトロピカルフルーツだったマンゴー。今や国産のマンゴーが流通するようになり、すっかり定着しました。マンゴーにはさまざまな種類があり、国産のなかには完熟の高級なマンゴーも流通しています。今回は、なぜ完熟マンゴーが貴重とわれているのか、マンゴーの栄養や食べ方と併せてご紹介します。


一昔前の日本では、珍しいトロピカルフルーツだったマンゴー。今や国産のマンゴーが流通するようになり、すっかり定着しました。マンゴーにはさまざまな種類があり、国産のなかには完熟の高級なマンゴーも流通しています。今回は、なぜ完熟マンゴーが貴重とわれているのか、マンゴーの栄養や食べ方と併せてご紹介します。

世界三大美果にも数えられる「マンゴー」

マンゴーは、熱帯アジア原産のウルシ科の常緑高木(じょうりょくこうぼく)。チェリモヤやマンゴスチンとともに「世界三大美果」のひとつに数えられています。日本での栽培がはじまったのは、1970年頃のこと。宮崎県で生産がスタートし、1987年頃には完熟して自然落下した果実をネットで受け止めて収穫する技術が確立されました。現在、マンゴーは日本国内では宮崎県のほか鹿児島県、沖縄県で主に栽培されています。

マンゴーは、完熟したものが珍重されています。それは、舌の上でとろけるような濃厚な甘さを味わえるから。なかでも特に有名なのが、宮崎県産の最高級完熟マンゴー「太陽のタマゴ」です。厳しい基準をクリアした太陽のタマゴは宮崎県産完熟マンゴーの15%程度にあたり、最上級品になると全体の5%程度のみの希少なものです。

マンゴーは栄養もたっぷり

南国フルーツのマンゴーは、甘くておいしいだけではなく健康効果が期待できる栄養がたっぷり含まれています。

β-カロテン

マンゴーに多く含まれているβ-カロテンは、体内でビタミンAに変換されるカロテノイドの一種。細胞の老化を抑制する抗酸化作用により、美肌効果や免疫機能アップ、がん予防効果などが期待できます。変換後のビタミンAは目や皮膚の粘膜の健康を保ったり、視力低下を予防したりする効果があるといわれます。

ビタミンE

β-カロテンと同様、ビタミンEにも強力な抗酸化作用があります。マンゴーのビタミンE含有量は、ぶどうの実の約18倍といわれ、豊富なビタミンEを摂取できるので肌の保水力アップやシミ、シワ予防効果などが期待できます。

ゼアキサンチン

ゼアキサンチンは、β-カロテンと同じカロテノイドの一種です。光による刺激から目を守る働きを持つことから、視力低下や目の老化を防ぐ効果が期待できます。

上記3種類の栄養以外にも、マンゴーにはビタミンCや葉酸、食物繊維やカリウムなども豊富に含まれています。

マンゴーをおいしく食べるには

シワがなく張りがありふっくらしたものを選ぶ

おいしいマンゴーを選ぶには、完熟したものを選ぶのはもちろん、ほかにもいくつかのポイントがあります。まず、皮に傷やシワがなく、張りとツヤがあるものを選びましょう。さらに全体的にふっくらとしていて、ずっしりと重みがあるものがおすすめです。反対に、皮がブヨブヨしていたり、シワが寄っていたりするマンゴーは古い、または病気になっている可能性が高いので避けましょう。

完熟は新鮮なうちに食べきる

完熟状態で販売されたマンゴーであれば、すぐに食べられます。濡れた新聞紙に包んでポリ袋に入れるか、ラップに包んで野菜室に入れて、よく冷やしてから食べるのがおすすめの食べ方。完熟マンゴーは日持ちしないので、できるだけ早めに食べきりましょう。
熟していないマンゴーを購入した場合は、常温で保存して追熟しましょう。皮にツヤと弾力が出てきたら食べ頃です。

大きな種を避けてさいの目状にカット

マンゴーを上手に切るには、種の両側にナイフを入れて、三枚おろしのように切って種を残して左右に切り分けましょう。左右それぞれの実を、皮を切らないように格子状に切り、横向きにしてから皮を押し上げると、マンゴーをさいの目状に切れます。切り分けた種の部分も、皮をむいて種を除けば食べられます。

世田谷自然食品の「旬のフルーツ定期便(マイスター特選コース)」では、極限まで完熟した宮崎マンゴーをお届けしているので、日本全国で宮崎の濃厚な甘さのマンゴーを味わえます。

とろけるような甘さが魅力の、希少な完熟マンゴー。食べ頃を見極めて、いちばんおいしいタイミングでマンゴー特有の香り高さと舌触りを楽しんでみましょう。

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