健康法|便秘になったら試して! お通じをよくする小ワザ5選
年末年始に向けて、寒い日が増えてきましたね。あたたかい部屋でのんびり過ごしたいところですが、冬になるとお通じがいまいちな方は、日常の過ごし方を少し見直すことで改善が期待できます。今回は、すぐに試せるお通じをよくする小技を5つご紹介します。
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年末年始に向けて、寒い日が増えてきましたね。あたたかい部屋でのんびり過ごしたいところですが、冬になるとお通じがいまいちな方は、日常の過ごし方を少し見直すことで改善が期待できます。今回は、すぐに試せるお通じをよくする小技を5つご紹介します。
冬になると便秘になりやすいワケ
一年の中でも、冬は便秘になりやすい季節といわれます。便秘の原因は水分不足や筋力不足、運動不足、冷え、食生活、ストレスなどとさまざま。一概にはいえませんが、特に「寒くなるとお通じがいまいちになる」という方は、以下のような原因が考えられます。
■水分不足
夏は熱中症対策としてよく水を飲む人も、冬になるとあまり水分を摂らなくなります。すると、腸内の水分量も減少し、便意をもよおしにくくなるようです。
■運動不足
寒くなると、家にこもりがちです。体を動かさないと腸の動きも鈍くなり、便秘になりやすくなります。家の中でもできるストレッチや器具を使わずにできる自重トレーニングなどで、運動不足の解消につとめましょう。
■トイレを我慢する
トイレは寒いし、行くのがおっくうだからと便意を紛らわすことを繰り返していると、自然な便意を感じにくくなります。朝食後はトイレに行くことを習慣にする、行きたくなったら最優先でトイレに行くなど、タイミングを逃さない工夫をしましょう。
次の章からは、便秘な人もそうでない人も習慣にしてほしい、お通じをよくしてくれるアレコレをご紹介します。できそうなものをひとつでも試すことで、便秘の緩和が期待できます。
小ワザその1:意識的に水分を摂る
便を作るにも、排出を促すにも、水分補給は重要です。冬はノドの渇きを感じにくいので、自覚のないままに脱水状態になっていることもあります。
以下の記事では、冬の水分補給のコツや、適切な水分補給の目安をご紹介しています。
小ワザその2:「ティースプーン1杯のオリーブオイル」で自然なお通じを誘う
良質な油は健康に欠かせないもので、適度な摂取が望まれます。空腹時に適量の良質なオイル(オリーブオイルなど)を飲むと、腸のすべりをよくしてスムーズなお通じを促すほか、美容と健康にうれしい効果が期待できます。
以下の記事では、飲むオイルのはじめ方・続け方を詳しく解説しています。
小ワザその3:「クルミ」で若々しさを保ち、咳や便秘の改善に
クルミは古くから体をあたためて活力を補う食べ物とされ、咳や息切れ、便秘の改善などに用いられてきました。クルミには「潤腸通便」といって乾いた腸を潤して便通をよくする効能のほか、脳の活性化を促す「健脳作用」も期待できます。
以下の記事では、クルミの健脳作用や、1日の適切な摂取量について解説しています。
小ワザその4:「ストレッチ」で筋肉のこわばりをほぐそう
座りっぱなしでいると、腸も動きにくくなります。ときどき立ち上がったりストレッチをしたりして、おなか周りの筋肉のこわばりをほぐしましょう。ストレッチを習慣にするには、忘れないようタイマーをかけ、決まった時間に行うのがおすすめです。
以下の記事では、座ったままでもできる足、肩、腰の簡単ストレッチを、画像付きでご紹介しています。
小ワザその5:「散歩」で腸の運動を促す
散歩は最も取り入れやすい運動のひとつです。たとえば、近所のスーパーへ徒歩で行ったり、少し遠回りして歩いたりするところからはじめてみてはいかがでしょうか。特に必要な道具はなく、歩きやすい靴があればOKです。特に、午前中の日差しを浴びながらの散歩は、自律神経を整える&夜の入眠改善も狙えます。
以下の記事では、朝・昼・夕方など時間帯ごとの散歩の効果と、継続するコツをご紹介しています。
毎日のトイレは、とても分かりやすい健康のバロメーターです。最近はお通じがいまいちだったなと思ったら、この記事でご紹介した小技をぜひ試してみてください。体の小さなサインを見逃さずにケアして、元気に冬を乗り越えましょう!
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