健康メニュー|新米の季節! おいしい炊き方&保存方法
「新米」のラベルが貼られたお米が出回ると、1年の早さにおどろきつつもちょっぴりうれしい気持ちになりますね。ところで新米と呼べるのは、どんなお米のことかご存じですか?今回は新米の定義から、新米のおいしさを引き出す炊き方や保存のコツをご紹介します。
「新米」のラベルが貼られたお米が出回ると、1年の早さにおどろきつつもちょっぴりうれしい気持ちになりますね。ところで新米と呼べるのは、どんなお米のことかご存じですか?今回は新米の定義から、新米のおいしさを引き出す炊き方や保存のコツをご紹介します。
新米とは、いつのお米のこと?
新米は10月くらいから店頭に並び始めますが、いつからいつまでのお米を新米と呼ぶのでしょうか。実は新米は、JAS法(農林物資の規格化などに関する法律)により明確な定義があります。
JAS法によると新米とは、「収穫された年の12月31日までに精米・袋詰めされたお米」のこと。さらに、収穫から1年以上経過したお米は古米、2年以上で古古米、3年以上で古古古米……と1年経つごとに「古」を足して表記します。
新米の魅力
収穫したばかりの新米には、とれたて野菜と同じように新鮮な味わいがあります。通常のお米よりも水分量が多く、冷めても柔らかくもちもちです。炊いた時の香りが高く、粘りやうま味・甘みを感じられますから、ぜひ後述する新米のおいしい炊き方で炊いて、そのまま召し上がってみてください。
新米には上記のような特徴があるため、チャーハンやスープカレーなど、パラパラした食感を楽しむものを作る際には、古米のほうが扱いやすいかもしれません。柔らかくなりすぎるのが気になる場合は、水をいつもより少なめにするとよいでしょう。
新米をおいしく炊くには
お米は適切な炊き方をすることで、ぐんとおいしさがアップするもの。水分量の多い新米は、新米に適したおいしい炊き方があります。以下にいくつかのコツをご紹介します。
■計量のポイント
水とお米の計量は正確に計りましょう。その上で、新米の場合は水を気持ち少なめにして炊きます。
■洗米のポイント
新米は吸水がすばやいため、ぬかのにおいが米に移ってしまわないように、最初の水はすばやく捨てましょう。2回目以降はたっぷり水を入れ、指先でかき混ぜるように洗米します。「米を研ぐ」とはいいますが、新米は柔らかく割れやすいため、米と米をすり合わせるようにするのはNGです。
■浸水のポイント
新米は水分量が多いため、浸水時間は通常のお米よりも短くてOK。5分から長くて10分くらいにとどめます。
せっかくの新米だから、保存もひと工夫
新米のおいしさは新鮮さゆえですから、正しく保存して酸化・乾燥から守りましょう。光の当たる場所や湿気の多い場所は避け、冷暗所で保存し、精米からなるべく1ヵ月以内に食べきるのがポイントです。
さらにおいしさを保ちたい場合は、密閉容器などに炊飯1回分ごとに小分けし、冷蔵庫の野菜室に保管するのがおすすめです。
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