健康習慣|「雨の日を楽しく過ごす」 晴れの日にはない魅力もたくさん!
雨の日は洗濯や掃除などの家事がしづらく、お出かけにも制約があったりして、天気予報に雨マークがあると憂鬱になってしまいがちです。でも、雨の日ならではの楽しみをいくつか知っておくと、気分が紛れるのはもちろん、心も体も健やかに過ごせるかもしれません。今回は、晴れの日にはない魅力もたくさんの、雨の日を楽しく過ごすヒントをご紹介します。
雨の日は洗濯や掃除などの家事がしづらく、お出かけにも制約があったりして、天気予報に雨マークがあると憂鬱になってしまいがちです。でも、雨の日ならではの楽しみをいくつか知っておくと、気分が紛れるのはもちろん、心も体も健やかに過ごせるかもしれません。今回は、雨の日を楽しく過ごすヒントをご紹介します。
雨の日を楽しむためのポイント4つ
まずは雨の日を楽しむために知っておきたい知識や、発想のヒントをいくつかご紹介します。
■雨の日は色がよりきれいに見える
写真のお好きな方なら「屋外での写真は、快晴より曇りや夕暮れの方がきれいに撮れる」と聞いたことがあったり、ご自分でも実感したことがあるのでは。
一見、曇りの日や雨の日は光量が減って写真も暗くなりそうですが、実は快晴の日は紫外線などもあるため光が強すぎて、まぶしさから見づらくなってしまうのだそうです。曇りや雨の日の方が目に入る光も優しくなり、色もまた優しくきれいに見えるといわれています。
■雨音は脳をリラックスさせる
小川のせせらぎの音や小鳥のさえずりを聞いたり、揺らめくろうそくの炎を眺めているとリラックスできるという方は多いはず。これは「1/fゆらぎ (エフぶんのいちゆらぎ)」という、規則的なゆらぎと不規則なゆらぎの中間にあるとされるゆらぎが、人間をリラックスさせるからだといわれています。
実は、しとしと降り注ぐ雨音も、この「1/fゆらぎ」を持っていて、じっと耳を傾けるとリラックスできる効果があるのです。
■激しい雨が降るとマイナスイオンが発生する
「滝の近くにはマイナスイオンが発生している」と聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。これは滝のように激しく水が落ち、水しぶきが上がることによってマイナスイオンが発生する「レナード現象」のことを指しています。
滝だけでなく、雨が強く降っている時も、屋外の至るところにマイナスイオンが発生しています。そのため、雨上がりの心地よさは、このマイナスイオンも関係しているのではないかといわれています。
■雨の日だからこそ得することもある
職場や出先で突然雨が降ってきて、その場にいる人と「まいったな」と言い合ったりしたことはありませんか?雨の日に外出するのがおっくうなのはみな同じなのです。
そう考えると、雨の日であれば、普段混み合うようなお店や施設も案外すいているかもしれません。雨の日に敢えてお出かけする人を応援するべく「雨の日セール」や「雨の日サービス」を提供している店もあるようです。
雨の日におすすめの楽しみ方
それでは、ご紹介した4つのポイントを踏まえながら、雨の日におすすめの楽しみ方をご紹介します。
■カメラを持ってウォーキングへ
歩きづらい雨の日ですが、色がよりきれいに見えて風景が楽しめたり、雨音を聞き、マイナスイオンを浴びてリラックス&リフレッシュできたりと、雨の日ならではの散歩効果も少なくありません。
カメラを構えるのが煩わしくない程度の小雨や、雨上がりのタイミングなら、ぜひ雨の日や雨上がりならではの風景を写真に収めながら散歩してみましょう。きれいな色の雨具を用意すると、より楽しくお出かけできそうですね。
■あえてミュージアムや映画館、そして温泉へ
普段は何時間も並ぶような美術展や博物館、席の予約がなかなかできないような人気映画も、雨の日であれば人出が減って、そのぶんゆったり楽しめる可能性も。「雨の日セール」や「雨の日サービス」を狙ってお得にショッピングを楽しむのもいいでしょう。
雨に濡れ過ぎないように移動ルートや服装には気を使いたいところですが、着替えを持参しておけば、最後に温泉や銭湯へ寄って、雨に濡れてしまった体をサッパリさせることもできます。
■心や体のメンテナンスにあてる
雨音を聴きながら、リラックスして普段なかなか取り組めない考え事に挑戦してみると、新鮮なアイデアが浮かぶきっかけになるかもしれません。じっくり読書をして、心の栄養を蓄えるのもいいですね。
また、家の中で軽い運動をするのもおすすめ。雨音でリラックスしながらストレッチやヨガなどに取り組めば、こわばった体も動かしやすいはずです。
家で過ごした後に雨上がりを待ってウォーキングへ出かけたり、ウォーキングの後に温泉や銭湯へ立ち寄ったり……それぞれの楽しみ方を組み合わせて過ごすと、より充実した雨の日を過ごせるはず。アクティブに動くことは、雨の多い時期に陥りがちな運動不足を解消したり、体の冷えなどを防ぐことにもつながります。
「雨だから大したことはできない」とあきらめずに、自分なりの楽しみ方を見つけてくださいね!
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