健康メニュー|八宝菜で旬の野菜を味わおう
日本で広く親しまれている中華料理の中でも、八宝菜は中華料理店や給食などで幅広く食べられているポピュラーなメニューです。八宝菜は決まった具材がないレシピで、比較的自由に調理できます。今回は、八宝菜の由来や日本発祥の八宝菜を使ったメニューなどについてご紹介します。
日本で広く親しまれている中華料理の中でも、八宝菜は中華料理店や給食などで幅広く食べられているポピュラーなメニューです。八宝菜は決まった具材がないレシピで、比較的自由に調理できます。今回は、八宝菜の由来や日本発祥の八宝菜を使ったメニューなどについてご紹介します。
8種なくても「八宝菜」
日本でポピュラーな中華料理としてよく知られている、八宝菜。肉や野菜、魚介類などを油で炒めてとろみをつけた料理です。八宝菜の具材には豚肉やエビなどの肉・魚介類と白菜やにんじんなどの野菜を使い、さらにキクラゲやうずらの卵なども入ります。
八宝菜という名前には数字の「八」が入っているので、8種類の具材が入っていると思われがちですが、八宝菜の「八」とは、五目ごはんの「五」と同じように「たくさん」という意味。つまり、数字の「八」は「たくさんの種類の具材が入っている」という意味で使われているので、八宝菜には具材の数や種類に決まりはありません。8種類以下の少ない具材や、好みの具材で作っても八宝菜といえるのです。
とはいえ、八宝菜は基本的に多くの種類の具材で作られるのが一般的なので、1皿でそれぞれの具材の栄養を摂れる栄養バランスに優れたメニューともいえます。
丼仕立ての「八宝飯」は日本発祥
八宝菜はごはんのおかずとして食べられるメニューですが、八宝菜をごはんの上に載せた丼ぶりメニューとして「八宝飯(はっぽうはん)」もあります。あまり聞き慣れない名称かもしれませんが、これはいわゆる「中華丼」のこと。載せる具材が八宝菜に似ていたことから、「八宝飯」と呼ばれることもあるのです。
八宝飯は、「八宝菜の具をごはんにかけてほしい」というリクエストから生まれた、または昭和初期に中華料理店のまかないとして出されていたことが由来だといわれています。ごはんの他にも、うどんの上に八宝菜を載せれば具だくさんの八宝菜うどんとしても味わえます。
なお、中華料理にも八宝飯というメニューがありますが、これは中国でお祝い事などに用いられる、甘味をつけたもち米にナッツやドライフルーツなどを加えて蒸し上げた料理。日本で知られる八宝飯とはまったく別物であることからも分かるように、八宝飯(中華丼)は日本発祥の中華メニューなのです。
中華丼については、以下の記事でも詳しく解説しています。
旬の野菜を使おう!
八宝菜に使う野菜は白菜やにんじんが定番ですが、使う具材に決まりはないので、好みに合わせた他の野菜もたっぷり使って作れるのが八宝菜の魅力でもあります。八宝菜の具材に使うなら、価格がお手頃な上に新鮮でおいしく栄養価も高い旬の野菜がおすすめ。季節によって異なる具材と味わいで、栄養たっぷりの八宝菜が味わえます。
たくさんの具材を使って八宝菜を作るには、具材の下準備だけでも時間がかかってしまいます。そんな時は、カット済みの冷凍野菜を使ってみましょう。冷凍したまま加熱調理できる冷凍野菜も多いので、切る手間を省いて手軽に時短調理が可能です。
それでも八宝菜を手作りする時間がない時は、レンジ加熱で食べられるお惣菜で味わってみるのもおすすめ。世田谷自然食品で販売する「温彩特選便 味わい惣菜」は、熟練の料理人が監修した本格的なお惣菜が毎月15種類届く定期便。八宝菜の他、和食や洋食などバラエティ豊かなメニューをレンジであたためるだけで手軽に楽しめます。
八宝菜は好みの具材で作れる、日本でもよく知られた中華料理です。野菜をたっぷり入れれば栄養満点のおかずにも。旬の野菜も取り入れて、季節ごとに違った味を楽しんでみましょう。
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