健康法|山歩きが好きになる、「低山登山」のすすめ
低山登山は、老若男女の幅広い層が楽しめるアウトドアスポーツのひとつ。コースタイムが短いため、自分のペースで登りやすく、アウトドアな趣味をはじめてみたい方にぴったりです。今回は、低山登山の魅力や、安全に楽しむための準備をご紹介します。
低山登山は、老若男女の幅広い層が楽しめるアウトドアスポーツのひとつ。コースタイムが短いため、自分のペースで登りやすく、アウトドアな趣味をはじめてみたい方にぴったりです。今回は、低山登山の魅力や、安全に楽しむための準備をご紹介します。
低山には魅力がいっぱい
初めて山登りにチャレンジする人にとって、低山は理想的な場所です。低山には、普段は見ることのない巨木や動物たち、季節によって変化する景色、そして心地よい達成感など、多くの魅力があります。
※低山に厳密な定義はありませんが、本記事では一般的な認識となっている標高500メートル以下の山を指すこととします。
低山は駅から徒歩で登山口まで行ける身近な山も多く、アクセスしやすいうえコースタイムが短いため、高い山とくらべて登山時間に余裕があります。初めての登山でも時間に急かされることなく、自分のペースで登って、疲れたら休みつつ、自然を満喫できるでしょう。また、荷物が少なくてすむのも、初心者にはうれしいポイントです。後述するように最低限の準備は必要ですが、テントや寝袋といったかさばる持ち物が不要なのも、低山だからこそのメリットです。
ほかにも低山ならではの魅力として、かつての人々の暮らしをうかがえる場所に出会えることがあります。神社やお地蔵様、謎めいたほこらなど、山近くに住んでいた人々と山とのつながりを見つけてみてください。
最初の山の選び方
初めての低山登山なら、登山者の多い山を選びましょう。そうした山は情報が多く、登山道の整備やメンテナンスがされており、万が一ケガなどをしても、周囲に人がいることは大きな安心です。登りたい山を見つけたら、登山の本や雑誌・インターネットなどから情報収集をして、ご自身の体力や装備品で登れるかを確認しましょう。
「全国の散策スポットめぐりに関する記事」では、登山やハイキング、観光地など、魅力的なスポットをご紹介しています。
低山でも油断せずに準備を
低山は日帰りで気軽といえども、安心しすぎるのは危険です。例えば、子どもの遠足で利用されるレベルの山でも、事前情報なくしては迷子やケガにつながることもあります。気持ちにも時間にも余裕のある低山登山だからこそ、油断せずに準備をしましょう。
服装は体温調整ができるように、数枚を重ね着しましょう。軽量な上着を持参するのもおすすめです。また、いつどんな山を登る場合でも、登山靴とザック(登山用のリュック)、レインウェアは必需品です。また、虫刺されやケガ、紫外線から身を守るために、夏でも長袖やアームカバーを着用しましょう。虫除けスプレーや虫刺されの薬もあると安心です。
さらに、もしも下山が遅れた場合に備えて、ヘッドランプも持っておきましょう。街とは違い、山では少し暗くなっただけでも道が見えにくくなります。万が一の際、助けを呼ぶのにも役立ちます。
昼食の用意はもちろんですが、歩きながら食べられる行動食(チョコレートやようかんなど、小さくてカロリーの高いもの)もあると安心です。登山用のコンパクトなバーナーがあれば、山頂でお湯を沸かしてコーヒーを飲んだり、カップラーメンやフリーズドライであたたかい食べ物を食べたりしても楽しいですよ。
紙の地図と登山届を用意しよう
登る山を決めたら、紙の地図を入手しましょう。スマートフォンの地図アプリも役立ちますが、雨に濡れたりバッテリーが切れたりすると、地図なしで行動しなくてはなりません。心配になったらすぐに見られるよう、地図を入れた防水パウチを首からかけられる登山用マップケースがあると便利です。紙の登山地図は、分かりにくい分起点や高低差を俯瞰して見られるので、登山前のシミュレーションにもおすすめです。
もうひとつ準備しておきたいのが「登山届(登山計画書)」です。登山届とは、登山の日時やルート、同行者や装備などをまとめた書類のことで、万が一の際でもこれがあれば迅速な救助につながります。提出方法は自治体によって異なるため、市町村や所轄の警察署に確認しておきましょう。メールやFAX、スマートフォンアプリで提出方法できるほか、登山者が多い山の登山口には、提出用のポストがあります。同居する方や、ひとり暮らしの方であれば友人などに渡しておくのもよいアイデアです。
登る前に、山登りのマナーをおさらい
人が多い人気の低山では、何度か人とすれ違うことがあるでしょう。「すれ違う時には登り優先」「一列で歩く」など、登山ならではのルールやマナーを覚えるのにも、低山登山はうってつけです。
こちらの記事では、基本的な登山のマナーをご紹介しているので、ぜひご一読ください。
登山の楽しさは、なにも難しい山の頂上を目指すだけではありません。低山の山歩きを通じて、植生や動物の観察、見晴らしのよい場所での飲食など、山歩きの醍醐味を堪能してみてください。近場の低山なら行ける機会を作りやすいですから、天候や調子のよくない時は無理せず山を下りましょう。そうした気軽さも低山登山の魅力です。山のリスクに備えをして、低山登山を楽しんでくださいね。
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