
健康メニュー|クラムチャウダー アメリカ生まれの具沢山スープ
日に日に冷え込みが強まり、あたたかいスープがおいしい季節です。今回ピックアップするのは、素材のうま味が溶け込んだ濃厚な味わいが特徴のクラムチャウダー。定番具材とその栄養についてご紹介します。

日に日に冷え込みが強まり、あたたかいスープがおいしい季節です。今回ピックアップするのは、素材のうま味が溶け込んだ濃厚な味わいが特徴のクラムチャウダー。定番具材とその栄養についてご紹介します。
クラムチャウダーとは?

クラムチャウダーはアメリカ東海岸発祥のスープ料理です。「クラム」はあさりやはまぐりなどの二枚貝のこと、「チャウダー」は煮込み料理のこと。ジャガイモやにんじん、タマネギやセロリ、ベーコンなどの具材を煮込んで作るクラムチャウダーは、素材のうま味が溶け込んだ栄養満点の一品です。
本場アメリカでは、クラムチャウダーといえば「白」と「赤」の2種類があります。ひとつは日本でもおなじみの牛乳や生クリームを使った白の「ニュー・イングランド・クラムチャウダー」、もうひとつはトマト味で煮込む赤の「マンハッタン・クラムチャウダー」です。
クラムチャウダーの定番具材とその栄養
心も体もあたためてくれるクラムチャウダー。定番の具材とその栄養についてご紹介します。具材をたっぷり入れて、食べごたえのあるスープに仕上げましょう。
■あさり

クラムチャウダーに欠かせない材料のひとつが、あさり。日本の食卓になじみ深い食材で、手頃な価格で手に入ります。あさりには、骨を健やかに保つカルシウムやマグネシウムがたっぷり。さらに、栄養ドリンクの成分として知られるタウリンも豊富に含まれ、疲労回復や肝機能をサポートする働きをします。あさりの栄養を逃さずに摂るには、汁物で味わうのがおすすめです。
あさりのおいしい食べ方や栄養価については、下記の記事も参考にしてみてください。
■ジャガイモ

1年を通して手に入りやすく、さまざまな料理に使えるジャガイモ。クラムチャウダーでは、じっくり煮込むことでスープに自然なとろみが生まれます。普段は何気なく使っているかもしれませんが、品種によって向いている料理があり、使い分けをすることでもっとおいしく味わえます。例えば、男爵はホクホクした食感で、コロッケやポテトサラダなどに向いています。煮物に向いているのは、細長い形をしたメークイン。しっとりとした食感で、煮くずれしにくいのが特徴です。
ジャガイモのおいしい食べ方や栄養価については、下記の記事も参考にしてみてください。
■にんじん

にんじんも年中いつでも手に入る野菜ですが、本来の旬は10~12月。甘みが増し、栄養価もアップします。白のクラムチャウダーに加えると彩りがプラスされ、食欲をそそります。にんじんに豊富に含まれるβ-カロテンは、強い抗酸化作用を持ち、免疫力を高めるのに役立ちます。風邪やインフルエンザなどが流行するこれからの季節、積極的に食べたい食材です。β-カロテンは皮に近い部分に多く含まれるため、皮ごと調理するか、むいた皮も具材として一緒に入れてしまうのがおすすめです。
にんじんのおいしい食べ方や栄養価については、下記の記事も参考にしてみてください。
クラムチャウダーと組み合わせたいメニュー

■クレソンサラダ
爽やかな香りとピリッとした辛味が特徴のクレソンは、まろやかな味わいのクラムチャウダーとぴったり。肉料理の添え物として使われているイメージがありますが、実は栄養価が抜群の主役級食材。生でも加熱してもおいしく味わうことができ、パンと合わせて朝食に、パスタと合わせてランチにと、さまざまな食べ方を楽しめます。食感と風味を存分に楽しみたい場合はサラダがおすすめ。生ハムやツナ、トマトなどと合わせ、お好みのドレッシングをかけていただきます。
クレソンのおいしい食べ方と栄養価については、下記の記事も参考にしてみてください。
世田谷自然食品の「シェフ仕立て 洋食グルメ便」は、熟練のシェフが手がけたメニューや素材にこだわった逸品を味わえる商品。毎月12食分が届き、クラムチャウダーが含まれる月もあります。電子レンジまたは湯せんであたためるだけで、本格洋食レストランの味をご自宅で気軽に楽しめるのがうれしいポイント。ぜひご利用ください。
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