健康メニュー|カレーがぐんとおいしくなる!ちょい足し5選
日本の国民食ともいえるカレー。カレールーを使えば簡単に調理でき、あたためてごはんにかけるだけですぐに食べられるレトルトカレーも数多く販売されています。食べ慣れている味のカレーも、「ちょい足し」で少し工夫するだけで違った味を楽しめます。今回は、カレーをもっとおいしく味わえる、ちょい足しアイデアをご紹介します。
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日本の国民食ともいえるカレー。カレールーを使えば簡単に調理でき、あたためてごはんにかけるだけですぐに食べられるレトルトカレーも数多く販売されています。食べ慣れている味のカレーも、「ちょい足し」で少し工夫するだけで違った味を楽しめます。今回は、カレーをもっとおいしく味わえる、ちょい足しアイデアをご紹介します。
レトルトでも・自作でも、ちょい足しで味変
カレーはインドで生まれ、イギリスへ渡ったのちに西洋料理として日本に伝えられた料理です。現在、日本でのカレーはインドやイギリスのカレーとは異なる、家庭料理の定番として多くの人に愛されています。
市販のカレールーを使って簡単に自作できるほか、パックごと湯せんしてごはんにかけるだけで食べられるレトルト食品も人気で、まるでレストランで食べられるような本格的な味わいのレトルトカレーも多く登場しています。
家庭で調理した手作りカレーや、市販のレトルトカレーをいつもと違った味で楽しみたい時におすすめの方法が、「ちょい足し」です。いつもと同じカレーでも、少し調味料などを加えるだけで手間をかけずに味変(あじへん)できます。レトルトカレーにちょい足しするには、あたためたあとに袋を切ってちょい足しをして、軽く混ぜておくのがポイントです。
そこで、レトルトと自作どちらのカレーにもちょい足しできる食材や調味料をご紹介します。
定番の「チョコレート」「インスタントコーヒー」
カレーの隠し味として定番のチョコレートやインスタントコーヒーは、ちょい足しにおすすめの食材。チョコレートを入れてもカレーが甘くなることはなく、辛さをマイルドにしてコクもプラスしてくれます。チョコレートをちょい足しする際は、溶かしてからカレールーと同時に入れてみましょう。
インスタントコーヒーも、カレーのちょい足し定番の食材です。苦味よりも香ばしさが加わり、深みのある味わいに仕上げられます。インスタントコーヒーは、できあがったカレーよりも調理中のカレーに入れるのがおすすめ。カレールーが溶け切ったタイミングで加えましょう。
定番の調味料「ソース」「しょう油」
食卓の調味料として定番のソースとしょう油も、カレーのちょい足しに多く使われています。たくさんの野菜や果物が使われているソースは、カレーに入れると味に深みやコクを加えてくれます。ソースにはウスターソースやとんかつソースなどいくつかの種類があり、味わいも異なるので、好みの味のソースをちょい足ししてみましょう。
しょう油も、少し入れるだけでコクやうま味が引き出されます。しょう油は塩分が高いので、少量を加えましょう。また、しょう油も味わいに違いがありますが、コクをアップさせるなら濃い口、あっさりとした味わいにしたいなら淡口しょう油にするなど、好みの味に合ったしょう油を加えるのがポイントです。
甘さと深いコクをプラス「甜麺醤」
甜麺醤(てんめんじゃん)とは、回鍋肉や麻婆豆腐などの中華料理に欠かせない、まろやかな風味と甘みを持つ味噌です。カレーの仕上げに甜麺醤を入れて煮ると、一晩寝かせたような深いコクと甘さが加わった、複雑な味わいのカレーができます。カレーの味が何か物足りない、または辛さが強すぎる場合にもおすすめのちょい足し調味料です。
辛さと風味をプラス「ラー油」
ピリッとした辛さや風味を加えたいなら、ラー油を使いましょう。カレーにラー油をかけて混ぜると、辛さとごまの風味が加わったコクと辛みが楽しめるカレーにできます。入れすぎるとラー油の風味にカレーが負けてしまうため、食べながら少しずつ加えて好みの味に調整するのがおすすめです。
パンチを効かせたいなら「ニンニク」
パンチのある味のカレーには、ニンニクを入れるのがベスト。スタミナのある一皿としても楽しめます。ニンニクは味にコクとうま味を与えてくれるほか、独特の味と香りがよいアクセントになり食欲もアップします。カレーにニンニクを入れる際は、すりおろしまたはみじん切りが一般的です。生のニンニクは香りが強いため、ほんの少量使いましょう。市販のすりおろしニンニクのチューブやガーリックチップを使うと、手軽にニンニクのちょい足しができます。
カレーはいつも同じ味、市販のレトルトも飽きてきたという場合は、味変がおすすめ。自分好みの味に仕上げられるちょい足し食材を見つけて、カレーをもっと楽しみましょう。
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